【1/19 #日めくりクラシック音楽 】今日はモーツァルト「交響曲第38番《プラハ》」初演日(1787年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1787年1月18日に初演日を迎えたオーストリアの作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト「交響曲第38番《プラハ》」をご紹介します。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとは?
※連弾するヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトと姉マリア・アンナ。ヴァイオリンを持つのは父レオポルト・モーツァルト、肖像画は母アンナ・マリア(ヨハン・ネポムク・ デラ・クローチェ、1780年頃)。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)は、ハイドン、ベートーヴェンと並んで古典派音楽、ウィーン古典派を代表する一人である。
ザルツブルク大司教付き音楽家であった父 L.モーツァルトの指導のもとに幼時から楽才を示し、1762年以降父とともにヨーロッパ各地を旅行。
その間ザルツブルク大司教に仕えたが、72年より代った新大司教ヒエロニムスと折合わず、81年にウィーンで独立し、作曲家、演奏家、音楽教師として活躍した。
しかし経済的には恵まれず、87年に宮廷作曲家の称号を得たが、貧困のうちに没した。
オペラ、交響曲、ピアノ協奏曲ほか、軽い舞曲にいたるまで数多くの作品を残し、繊細・優美・完全・深みのある作風でハイドンとともに古典派の中心的人物として知られ、ヨーロッパ音楽の一頂点を画した。
有名曲が多く主要作品を挙げることは難しいが、歌劇「魔笛」、 歌劇「フィガロの結婚」、交響曲第40番、交響曲第41番 「ジュピター」、交響曲第35番「ハフナー」、歌劇「ドン・ジョヴァンニ」、アイネ・クライネ・ナハトムジーク、ピアノソナタ11番、2台のピアノのためのソナタ、などの演奏機会が多い。
モーツァルト:交響曲第38番『プラハ』
1786年12月、プラハでの歌劇『フィガロの結婚』K. 492の上演が大成功を収めたことにより、モーツァルトはプラハから招待を受けた。
モーツァルトが最初にプラハを訪れたのは1787年の1月11日であり、2月の第2週まで滞在していた。彼はどこへ行っても歓迎された。
1月の19日には金銭的利益を上げるためにコンサートを開き、交響曲「プラハ」を初披露した。このコンサートにおいてモーツァルトはピアノで、フィガロの結婚の有名なアリアである「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」の変奏曲を含む即興演奏も披露し、後にモーツァルトはこの日を「人生において最も幸せだった日の一日だった」と回想している。
1787年1月22日、モーツァルトはプラハで自ら『フィガロの結婚』を指揮したが、この交響曲はそれに先立って初演されたものである。
ダニエル・E・フリーマンは、このときモーツァルトが聴衆から受けたレベルの賛美の声は、18世紀に作曲者兼演奏家として認められていたどの音楽家も経験したことのないようなレベルのものであったことを指摘している。
それでは、今日はこの辺で🎶
「#なごクラ」という東海4県のクラシック音楽演奏会をご紹介&徹底応援するプロジェクトを始めました。
このプロジェクトは東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)で開催されるクラシック音楽の演奏会・コンサート・リサイタル・講演会などをひたすらご紹介するというもの。
まずは、名古屋クラシック音楽堂のTwitterにて、だいたい2週間~1カ月先のクラシック音楽演奏会の情報を、ハッシュタグ #なごクラ を付けてツイートしていきます。
2021年1月のクラシック音楽演奏会の情報は、#なごクラ
2021年2月のクラシック音楽演奏会の情報は、#なごクラ2
(※当初、月別に探せるようにと思って分けましたが、検索一覧性が悪いので、#なごクラ に一元化します。)
として、アーカイブしています。
聴きに行くコンサートの計画を立てるのにご活用ください。またクラシック音楽演奏会の主催者やホール、演奏家など関係者の皆様からも情報を募集しています。掲載ご希望の方は名古屋クラシック音楽堂のTwitterのDMでご一報ください。
名古屋クラシック音楽堂はTwitterもやっております。
2020年4月からリニューアルした名古屋クラシック音楽堂のTwitterでは、毎日クラシック音楽に関するニュースや、演奏会・ライブ配信などの情報をシェアしています。ぜひフォローお願いします。
名古屋クラシック音楽堂はブログもやってます。
2020年2月に始めた名古屋クラシック音楽堂のブログでは、『クラシック音楽を誰もが楽しめる原動力になる』をビジョンに掲げ、名古屋を中心としたコンサートや演奏家の情報、クラシック音楽界隈のニュース、Youtubeで人気のクラシック音楽の高音質高画質の動画をご紹介しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?