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【Twitterで話題のクラシック音楽ニュース】稲垣吾郎主演『No.9-不滅の旋律-』、ベートーヴェン生誕250周年に再々演決定。剛力彩芽らも続投

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「稲垣吾郎主演『No.9-不滅の旋律-』、ベートーヴェン生誕250周年に再々演決定。剛力彩芽らも続投」

稲垣吾郎の主演舞台『No.9―不滅の旋律―』が再々演。2020年12月13日(日)から2021年1月7日(木)まで、TBS 赤坂 ACT シアターにて開催される。

『No.9―不滅の旋律―』は、2015年の初演、2018年の再演に続き、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン生誕250周年を迎える2020年に3度目の上演を行う。19世紀初頭のウィーンを舞台に、傑作をいくつも書き上げたベートーヴェンの苦悩の人生と創作の日々を、ベートーヴェンの代表的な楽曲の生演奏とともに辿る。

主演の稲垣吾郎をはじめ、ベートーヴェンを秘書として支えるマリア役は再演時から続いて剛力彩芽が続投。その他、片桐仁、村川絵梨、岡田義徳、深水元基、橋本淳、奥貫薫、羽場裕一、長谷川初範ら実力派俳優が勢揃い。

また、新キャストとして『刀剣乱舞』や『ヒプノシスマイク』といった人気公演で注目を集める前山剛久が登場。幼少期のベートーヴェンは柴崎楓雅が演じる。

物語の舞台は、1800年刻々と変化する政治情勢の影響を受けつつも「音楽の都」として栄えるオーストリアの首都ウィーン。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(稲垣吾郎)は、豊かな音楽の才能に恵まれながらも、その複雑で偏屈な性格のため、行く先々で騒ぎを起こしていた。

しかも以前から不調だった聴覚の障害が、次第に深刻さを増していく。身体のうちにあふれる芳醇な音楽と、現実の不幸の間で引き裂かれ、心すさむベートーヴェン。

だが彼の才能に理解を示すピアノ職人のナネッテ(村川絵梨)とヨハン(岡田義徳)のシュトライヒャー夫妻や、ナネッテの妹マリア(剛力彩芽)、二人の弟ニコラウス(前山剛久)とカスパール(橋本淳)らとの交流が、少しずつ音楽家の内面を変えていく。

病に身をすり減らしながら、頭の中に鳴り響く音楽をひたすら楽譜に書き留め、名曲を生み出し続けるベートーヴェン。全身全霊を傾けて作曲した「交響曲第九番」が完成し、演奏会で奏でられた時、彼の心の内に響いたものは……。

舞台の中心となる「交響曲第9番」

「交響曲第9番」はベートーヴェンが1824年に作曲した独唱と合唱を伴う交響曲。ベートーヴェンの9番目にして最後の交響曲です。

第4楽章に独唱および合唱を伴って演奏され、歌詞にはシラーの詩『歓喜に寄す』が用いられる。第4楽章の主題は『歓喜の歌』としても親しまれています。

初演は1824年5月7日、ベートーヴェンによる立ち会いの下、ウィーンのケルントナートーア劇場においてミサ・ソレムニスの「キリエ」「クレド」「アニュス・ディ」、「献堂式」序曲とともに初演された。

ベートーヴェンは当時既に聴力を失っていたため、ウムラウフが正指揮者として、ベートーヴェンは各楽章のテンポを指示する役目で指揮台に上がった。

ベートーヴェン自身は初演は失敗だったと思い、演奏後も聴衆の方を向くことができず、また拍手も聞こえなかったため、聴衆の喝采に気がつかなかった。見かねたアルト歌手のカロリーネ・ウンガーがベートーヴェンの手を取って聴衆の方を向かせ、はじめて拍手を見ることができた、という逸話があります。


原作は「劇団☆新感線」の座付作家、中島 かずき さん

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1985年「炎のハイパーステップ」より座付き作家として劇団☆新感線に参加。座長いのうえひでのりとは高校演劇を通して知り合う。

「銀河旋風児SUSANOH」「髑髏城の七人」「阿修羅城の瞳」など歴史や神話をモチーフに物語性を重視し、複雑に絡み合う伏線を多用した脚本は、疾走感とグルーヴ感あふれる演出とあいまって劇団の代表作となっている。

また、「No.9 -不滅の戦慄-」(15・18-19)、「真田十勇士」(13・15)、「ジャンヌ・ダルク」(10・14)、「戯伝写楽」(09)、「レディ・ゾロ」「OINARI -浅草ギンコ物語-」(03)等の外部への書き下ろし作品も多数。

演劇以外にも映画やテレビの脚本、コミック原作、テレビアニメ「天元突破 グレンラガン」(07・TX)や「キルラキル」(13・MBS/TBS)の脚本・シリーズ構成やアニメ版「のだめカンタービレ フィナーレ」(CX・10)のシリーズ構成、「仮面ライダーフォーゼ」(11・EX)、劇場アニメ「ニンジャバットマン」(18)の脚本のほか、オリジナル小説「まつるひとびと」(11)を出版するなど活躍の場は広い。2019年に脚本を担当した劇場アニメ「プロメア」が公開された。

■配役

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:稲垣吾郎
マリア・シュタイン:剛力彩芽
ヨハン・ネポムク・メルツェル:片桐仁
ナネッテ・シュタイン・シュトライヒャー:村川絵梨
ニコラウス・ヨーハン・ベートーヴェン:前山剛久
ヨハン・アンドレアス・シュトライヒャー:岡田義徳
フリッツ・ザイデル:深水元基
カスパール・アント・カール・ベートーヴェン:橋本淳
ヨハンナ:広澤草
カール・ヴァン・ベートーヴェン(青年) :小川ゲン
兵士ほか:野坂弘
カール・ヴァン・ベートーヴェン(少年):柴崎楓雅
ヨゼフィーネ・フォン・ブルンスヴィク:奥貫薫
ヨハン・ヴァン・ベートーヴェン/ステファン・ラヴィック:羽場裕一
ヴィクトル・ヴァン・ハスラー:長谷川初範

■舞台詳細

『No.9―不滅の旋律―』
開催期間:2020年12月13日(日)~2021年1月7日(木)
場所:TBS 赤坂 ACT シアター
住所:東京都港区赤坂5-3-2 赤坂サカス
チケット発売日:後日発表
チケット料金:S席 13,000円、A席 10,000円
出演:稲垣吾郎、剛力彩芽、片桐仁、村川絵梨、前山剛久、岡田義徳、深水元基、橋本淳、広澤草、小川ゲン、野坂弘、柴崎楓雅、奥貫薫、羽場裕一、長谷川初範
演出:白井晃
脚本:中島かずき(劇団☆新感線)
音楽監督:三宅純

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