朝時間.jpには、なれない
朝6時を過ぎたころ、窓辺に吊るしたカーテン代わりの洗濯物の隙間から射し込む光で目が覚める。
沖縄の部屋は、晴れの日に目覚ましはいらない。
睡眠が十分足りていたらそのまま起きて、足りてない朝と二日酔いの朝は惰眠を貪る。掛け布団カバーは真夏でもふわふわが好きだ。
ベッド横にある体重計の“ピッ”の電子音がアラーム代わり。増える一方の体重で夢を醒まして、申し訳程度の筋トレをする。この筋トレがなかなかのお気に入り。血液がからだ中に巡ってくれるせいか、1日のガッツが湧いてくる気がしてる。
窓を開けて、ちょっと湿った海風を入れる。
顔を洗って、寝癖を直す。
ベッドを整えて、洗濯機をピ。
コーヒーを入れて、朝ごはんは食べない。
沖縄に来てから『朝時間.jp』みたいな朝が習慣になった。
ただ唯一違うのは、
ここまでずっと
全裸。
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