句を読む―春の夜のふたり
この記事を書くときにいつも見ている季語のサイトによると、歳時記の表記では「春灯」は「しゅんとう」と読むらしい。春の夜にともす灯りのこと。
けれどこの句では、リズム的に「はるあかり」と読ませる気がする。
ちょっと、艶っぽい雰囲気をまとった語なのだそうだ。例に挙げられている句も少しセクシー。
でも、この句はセクシー?
女友達と夜を過ごしている、という読みもできるけど、どちらかといえば「音楽友達におすすめの曲を勧め合っていたら夜が更け、気づいたら友達が寝ていた」という感じ。私の