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先ずは書く「事務」を続けてみよう

noteのアカウントを作ってから数年、すっかり放置をしていた。
少し前にちょっと記録を書き出したが、また筆が止まってしまった。

以前はとあるスピリチュアル的な発信にはまっており、自分もそれについて探求したりなどをしていたため、その内容をアメブロに投稿していた時期がある。

ここ数年は、もっと内側に答えを探すことを始めて、そう言った活動もしなくなり、特定の数名としかそういったやりとりをしなくなってしまったため、わざわざ外に発信すると言う欲がなくなってしまった。

しかしながら、私はやはり文章に残すことも、自分にとって必要な事のようにも感じるので、日々の気づきや考察などを少しずつ書き記していこうと思う。

何しろ私のホロスコープは、ふたご座に金星、火星、土星が集合している。
考えることや書くことは、本来好きなのだ。

少し前に友達に紹介されて坂口恭平さんの「生きるための事務」というnoteの記事を読んだら、バッチリはまってしまった。

自慢にならないが、現在私は人生が大混乱をしている。

去年、知り合いの紹介でとある物件を借りることになった。
友達や身内の力を借り、自分でリノベーションをして、いざこれから活動と動き出したときに、貸主の1人からちょいちょい苦言をされるようになった。

その苦言と言うのもおかしな内容で、もともとこういうことをやりますと言う事は言ってあったし、了承も得ていたのだけれども、いざ活動を始めたら、どうもそれが気に入らなくなってしまったらしい。

何度も繰り返し話し合いをした結果、「全く価値観が違うから、これ以上話し合っても何も生まれない」と判断し、できるだけ接点を減らし、フェードアウトすると言う決断を下して今に至る。

といっても、その決断を下したのは、つい先月末のことだ。

それと並行して、また私は大きなやらかしをしていた。

去年から展示会の準備をしているが、全くうまく進まない。
初夏だった展示会の予定を秋にずらしてもらい、それも間に合わないと判断し、初冬にずらしてもらった。
この展示会、開催は国内ではない。
某海外だ。

実は最初の予定でビザなども取っていた。
もちろん、航空券や宿の手配もしてもらっていた。
それらをぶっち切って開催の変更をしてもらっている。
しかも3度も、、、

そんな最中に、「生きのびるための事務」を薦められた。

とても衝撃を受けた。

そこに書かれているのが、まるで自分のことのようだった。

思わず作者のプロフィールを調べたら、私と誕生日が1日違いだった(笑)
坂口恭平さんもバリバリの牡羊座人間であった(笑)

これはもう、同じ牡羊座人間として、彼のこれまでの試行錯誤を取り入れるしかないと感じた。

何しろ自分と似たような行動パターンや考え方の人間が、その人生を克服してきた内容が記されているのだから、これはもう真似るしかないと感じた。

私が長年悩んできた「やらかし」が、もしかしたら克服できるかも?なんならそれをプラスにしていけるかも?と、一筋の光が見えた。

そんな訳で、先週あたりから、事務仕事を取り入れてみている。

そもそも「数字を見ると頭が混乱する」在り方のため、事務なんて自分には無縁だと思っていた。
いや、必要だとは感じているけど、私には扱えないという絶望感があった。

しかし、「生きのびるための事務」は、私が感じていた「事務」の概念ではなかった。
ただただ、「自分にまつわる物事を明らかにする事」がメインだった。
そのための「見える化」と「数値化」。

そんな訳で、先ずは、どんな暮らしをしていたいか、スケジュールを円に書いてみた。
noteの中では「10年後の自分を思い浮かべて」とあったが、私はひとまず「展示会を無事に終えている自分」を思い浮かべてスケジュールを書いた。

その後、友達のアドバイスなども受けて、自分のできることや才能を書き出し、「自分内組織図」を作ってみた。

そうしたら、かなり自分の中が整理されてきて、「混乱しているのは私の1部だ」という事が見えてきた。
全てが「ダメ」なんじゃない。
「ダメな私」もいるけど、「デキル私」もかなりいる。
「ダメな私」が表に出てわちゃわちゃするから余計に目立つが、「デキル私」は後ろで控えていてあえて目立とうとしないので存在感が薄い。

今まで私はこの「ダメな私」を自分自神のメインキャラだと思っていた。
だから「いつでもやらかしてる私」を、「これが私なんだから仕方がない」と受け入れ、諦めていた。
なんと恐ろしい、、、

「デキル私」に見向きもせず放置プレーしていた。
そりゃあ、「デキル私」は拗ねますやね、、、
「ダメな私」ばかりちやほやされて、「デキル私」は無視されるんだから、、、

そんなこんなで「デキル私」を全面に引っぱりだして、仕事をしてもらうことにしました。

簡単に言うと「ダメな私」の管理をしてもらいます。
「作家の私」はスケジュールや制作管理が出来ませんが、ものづくりに関しては結構優秀な仕事をしていると思います。
なので、「作家の私」が安心してものづくりの仕事に集中出来るように、「事務員さん」に登場してもらうことにしました。

「制作リスト」は文字の羅列が混乱を招くので、「制作アイテムカード」を作りました。
「これから作るもの」「完成したもの」「発送が済んだもの」などに分けて、見れるように工夫をしました。

実は以前の仕事の関係で、Excelの表計算などの知識が多少あるので、こういう作業は得意だし好きなのです。でもすっかり忘れていました。

「制作アイテムカード」はCanvaで作りました。
実はこれまた前職でデザイナーをしていたことがあり、こういう作業は大好きだし得意です。

「制作リストカード」形、色、模様などビジュアル化しないと間違いが多いので写真付き。

なぜ、こういうのを活かしきれなかったかと言うと、「これらは得意だけど、お金にはならない」と思い込んでいたからです。

Excelなら事務職に、デザインならデザイン会社に、就職しなければそれらの才能はお金にならないと思い込んでいました。

だから私は「器用貧乏だ」と、自分のことを卑下していました。
「どんなに人並みにあれこれ出来たって、それで稼げないなら意味が無い」と。

しかし、やっと「器用貧乏」で済ませていたあらゆる才能の出番のようです。

「それ、単体」ではお金にならなくても、「全体」としてお金が回ればいいはずです。

私の中の凹と凸が力を合わせて、〇(まる)になればいいわけです。

そんな訳で、最近は事務員さんもさらに分業し始めて、Excel担当やデザイン担当スケジュール担当などが現れ始めています。

情報収集担当が「やれたことリスト」というのを見つけて来たので、早速デザイン担当がCanvaでデザインしてくれて、2ヶ月分の「やれたことリストノート」を作ってくれました。

やれたことリストノートの中身

まだ始めたばかりですが、これで自分の生活や仕事が、どんな風に変化していくか、記録していこうと思います。

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