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ホームビジット再開予定と寄付のお願い


こんにちは。NAGOMI VISIT 代表の楠です。


ホームビジットを停止してから丸3年が経ちましたが、いよいよゴールデンウィーク明けから新型コロナウイルスは季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方針とのこと。


それを受けて、NAGOMI VISITでは今年7月からホームビジットを再開することを目指して動きはじめました
(👏パチパチパチ!)



以下、(1)これまでの経緯 (2)活動再開までのスケジュール (3)活動資金に関する共有と寄付のお願い (4)プロボノ募集についての4点をご連絡します。

少し長くなりますが、今後に向けたNAGOMI VISITの動きをぜひお読みいただければ幸いです。


(1)これまでの経緯


忘れもしない2020年3月3日、私たちはホームビジット活動を停止する決断をしました。


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は瞬く間に地球規模に広がり、そこから再開の目処が全く立たない日々が続くこと3年以上。ホストの皆さんの中にも、ご家族構成が変わったり引っ越しをしたり、生活が大きく変化された方もいらっしゃるかもしれません。


ようやく昨年10月半ばに訪日個人旅行者に対するコロナ水際措置が緩和され、現在では「日本へ行くからぜひホームビジットをしたい。NAGOMI VISITはいつ再開するの?」という旅行者からの問い合わせが毎週何件も届くようになりました。


また昨年11月にはホストの皆さんに「今後、ホームビジットを再開したらまたホストとして受け入れしたいですか?」というオンラインアンケートを実施。大勢の方から「ぜひ参加したい」という回答をいただきました。(回答数238名、うち94.4%が「再開したら受け入れをしたい」と回答)


マスクの利用も個人の判断となり、いよいよGW開けの5月8日以降は新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症に変更されるとのこと。


これまで「今後日本がどんな状況になればホームビジットを再開できるか?」という問いに対し、「日本政府が公式に全てのコロナ規制を撤廃していること」そして、「多くの生活者の感覚として「マスクなしで他人と食事をしてもOK」という状態になっていること」を目安に様子を見てきましたが、「ようやくその時がきた!」と感じられる状況になったのではないかと思っています。


もちろん、5月8日以降も感染症に対する考え方は人ぞれぞれであることに変わりはありません。


自分自身や家族への健康に直結するものですから、初対面となる他人を自宅に招いて手作りの家庭料理を食べながら交流するというホームビジビットにおいては特に、「ゲストもホストもお互いに安心して交流ができる」という環境が必須です。それが実現できるかどうかの判断は、ホストの皆さん1人1人状況が異なるかと思います。


私たちはそのような中でも少しずつ、受け入れが可能なホストの方と一緒にホームビジット事業を再開したいと思っています。


感染症の問題に関わらず、ホームビジット参加にあたってはあらゆる事柄についてホストもゲストもご自身の判断と自己責任が伴います。これまでの運営でも、ホームビジットにまつわる大小様々な課題をNAGOMI VISITはホストの皆さんと一緒に考え、解決策を導いてきました。


今後、ホームビジットの場面でホスト・ゲストお互いが感染症への心配を少しでも軽減できるような工夫があるとしたら、それらについてもNAGOMI VISIT全体で使える情報として実際に受け入れをされるホストの皆さんと一緒に共有しながら、安心してホームビジットを楽しめる人口を少しずつ増やしていきたい。


そのように考えています。




(2)活動再開までのスケジュール


7月1日からホームビジットを再開するべく、動きはじめています。


今後のスケジュールとしては以下の通りです。


  • 4月〜6月:マッチングシステムのメンテナンス

  • 5月:再開に向けた活動資金のご寄付受付をスタート(目標金額:180万円)

  • 5月中旬頃:プロボノ参加者の募集

  • 5月中旬頃:ホストとして受け入れ可能な方の登録受付をスタート

  • 5月下旬〜6月初旬頃:オンラインホストミートアップイベント開催

  • 6月中旬頃:ホストプロフィール更新期間

  • 7月1日(予定):ゲストからの参加リクエストを受付・マッチングスタート


なお、活動運営資金の調達状況によっては上記の再開スケジュールを延期する可能性もございますこと、あらかじめご了承くださいませ。




(3)寄付のお願い


ホームビジットを再開するために。


寄付でのお力添えをどうかお願いします。


2020年3月からこれまでの間、事業を停止しながらもNAGOMI VISIT が存続できたのは、120名を超えるホストの皆さんが寄付で応援をしてくださったおかげです。


人件費を除く1年間の固定費分が寄付として集まり、政府からの持続化給付金と日本財団からの助成金を合わせてなんとか3年間を乗り越えることができました。NAGOMI VISITを支えてくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。


そしてホームビジットを再開しようとする今、再度のお願いです。


どうか一緒に、NAGOMI VISITのこれからを支えてください。


ホームビジットは必要最低限のコストだけで運営し毎月110人以上のゲスト参加が実現すると初めて黒字化します。毎年訪日旅行者が最も多くなるのは3〜4月の桜の時期ですので、Nagomi Visitが7月に再開して来年の3月を無事に迎えることができれば、再び年間黒字運営のできる状態に戻るのではないか、というのが現状の見込みです。


もちろん7月に再開してすぐに多くの方にご参加いただければ一番いいのですが、未だ他国と比較するとコロナへの影響が完全になくなったとは言えない日本で、ホームビジットの受け入れができるホストがどれほどいらっしゃるのかは未知数であり、訪日外国人数もコロナ前と同じかそれ以上になるにはもうしばらく時間がかかるだろうという予測が背景にあります。


それまでの間に必要な最低限の運営費用として、この度180万円を目標額として寄付のお願いをしたいと考えています。


再開にあたり、まずは3年間止まっていたマッチングシステム基盤をメンテナンスし再起動するために35万円、その後は約40万円が毎月の活動資金として必要です。


毎月の活動資金には日本語、英語のHPやマッチングシステムを維持するためのサーバー費用、ホストの皆さんのプロフィール情報(画像等)を維持するための費用、ホストの皆さんに一斉にご案内を送るメールシステムの利用料、法人として存続するためのオフィス住所賃借料や法人税の支払い、そして事務局人件費が含まれます。


人件費については、これまでもかなり圧縮してやりくりをしてきており、今回も活動資金の集まり状況によっては圧縮せざるをえない状況ですので、当分の間は業務効率をかなり意識した動きになることを想定しています。


決して余裕のある状態ではありません。


ですが、それでもやはり、ようやく見えてきたこの明るい兆しの中で「世界中の旅人と食卓を囲むホームビジット」を再開し、少しずつでもホームビジットを通じたホストとゲストの価値ある経験を増やしていきたいのです。 そのために、ホストの皆さんからのご寄付をはじめ補助金や助成金の活用もこれから検討していく予定です。


今後また多くのゲストをお迎えできるNAGOMI VISITとして活動を再開するために、寄付でのお力添えと応援をどうぞよろしくお願いします。




寄付の方法


寄付額


1,000円、3,000円、5,000円、10,000円、30,000円、50,000円、100,000円、300,000円、500,000円から金額をお選びいただけます。


決済手段


決済手段は、Paypalによるクレジットカード決済 又は 銀行振込(楽天銀行宛)で承ります。


寄付手順


  1. 寄付申し込みページにアクセスし、必要事項をご記入ください

  2. NAGOMI VISIT からメールが届きます

  3. メール内容に沿って、クレジットカードか銀行振込にて寄付額の支払いをします

寄付をする



(4) プロボノ募集について


今後、より多くのホームビジットの機会を提供していくために組織体制を強化していきたいと考えています。そこで近日中に以下の職種についてプロボノを募集する予定です。詳細は改めてご連絡させていただきます。


  • ファンドレイザー(1名)

    • Nagomi Visitの活動資金に満てることができる助成金・補助金の調査及び申請業務

      • 調査結果を共有いただくのは四半期に一度程度を想定しています

      • 実際に申請することが確定した際には一時的に作業量が増えることになります

  • 経理(1名)

    • freee を活用した経理業務の基盤作り及び決算時(10月〜11月)の会計業務サポート

    • 基盤作りは1ヶ月程度を想定しています

  • デジタルマーケティング実務担当者(1名)

    • Nagomi Visitの公式SNS(Twitter、Instagram、Facebook)を活用し、国内外に向けて活動を発信する業務

      • 5月中旬以降、週に1度程度の頻度を想定しています

      • Nagomi Visitのマーケティング戦略に関わるミーティング(不定期)にご参加いただき、SNS発信の他にも、国内外で参加者を増やしていけるような効果的なマーケティング企画を提案していただける方を想定しています

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