これからのNagomi Visit
6月、7月はNAGOMI VISITチームにとって内省の2ヶ月間でした。
「すべての人がグローバル市民として暮らす日本社会」を実現したいという、これまで私たちを突き動かしていた想い。コロナでホームビジットが運営できなくなった今、むしろより強くなっていると言えるかもしれません。
また、世界中で巻き起こったBlack Lives Matterは、NAGOMI VISITの活動意義を改めて考えるきっかけになりました。
Black Lives Matterはアメリカで起きた話ですが、決してアメリカ国内だけの問題ではなく。私たちが暮らす日本にも様々な「違い」による分断や差別が存在します。
未来の世界がそして日本が、どんなところだったら理想なのか?
そのために、私は1人の人としてどうあるべきなのか?
大人として次の世代に何を伝えたいか?
どんな人が増えたらより良い多文化共生社会なのか?
・・・と自問自答を繰り返し、様々な記事や動画や書籍に触れ、座談会に参加して多様な人たちの声に耳を傾け、自分の経験を振り返ってアウトプットしてみたりと、そんな日々を過ごしました。
もちろん私自身、未だに全てを理解できていません。
そして社会で起こる問題の解決策に明確な答えはありません。
でも今回ひとつ、改めて腹落ちしたことがあります。
それは、「いま、私たち1人1人が次の世代に何を見せるかで、未来は変わる。」ということ。
当たり前のようでいて、日常の忙しい日々のなかではつい後回しにしてしまうことだったりします。
withコロナ時代でホームビジットを停止せざるを得ない期間はしばらく続きそうです。でも、私たち1人1人がグローバル市民として自らを育む手段はホームビジットだけではないはず。
7月以降、いま私たちができることは何か?という問いをたて、 with コロナ時代のNAGOMI VISITらしい取り組みを有志のホストの皆さんと一緒に模索しています。