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子どもと一緒に多様性を経験できる絵本や映画のまとめ

我が子には小さい頃からできるだけたくさんの多様性に触れてほしいと願っています。それはもう本当に。なんなら生まれる前からの願いです。

もちろん実生活で経験を積めればベストだと思うけれど、毎日幼稚園と自宅を往復し知っているお友達や家族と過ごす日々の生活の中で「多様性」を経験できる機会はそんなに頻繁にあるわけではありません。

だからこそ、身近な存在の中で多様性を経験できる機会はとても貴重だと感じます。例えば絵本。例えばNetflix。

正直日本語以外のコンテンツのほうが多様性の描き方が多岐に渡る印象があるのですが、ここでは、日本語コンテンツに限定し、これまで娘と一緒に経験してきた「多様性」の中で、私自身が「この伝え方は素敵!」と思った絵本や映画をリストアップしてみたいと思います。

ちなみに「多様性を経験できる」と一言で言ってもその内実は色々なので、今回のリストアップはその中でも以下3点に絞りました。

1. 異なる性質を持つキャラクターが当たり前のこととして登場している作品

みんなにやさしく

あおいめくろいめちゃいろのめ

2. 従来のステレオタイプを打破する表現のある作品

タンタンタンゴはパパふたり

ちいさなプリンセス ソフィア

個人的に、伝統的なプリンセスのお話にありがちな「そして、王子様といつまでも幸せに暮らしましたとさ」という結末は自分自身が子どもの頃からあまりピンときていません。

でもこのソフィアに関してはかなり現代的な設定ということもあり、ディズニーチャンネルで娘と一緒に見ていました。長く続いているシリーズなので全てを観たわけではないのだけれど、大人の私も思わず考えさせられることも多い作品です。 特に第一話は好き。

こちらの記事でソフィアの第一話についても紹介されているので、観たことがない方はこちらでぜひ。

3. <異なる性質を持つ者>同士が出会い、葛藤の末に起こる変化が描かれている作品

びじょとゴブリン

ソフィア続きですが、この中の「びじょとゴブリン」というお話はまさに「<異なる性質を持つ者>同士が出会い、葛藤の末に起こる変化」が描かれています。

マイリトルポニー: 新しい世界

ポニー、ユニコーン、ペガサスという「似てるけど姿形がちょっとずつ違う種」という間柄で、それぞれが相手のことを知らないからこそ不気味に感じていたり敵対視しがち、という設定。

幼稚園児の好きなビジュアルで深いメッセージを織り込んでいて、後半は娘よりも私のほうが見入ってしまったほど。

「桃太郎」裁判

こちらも、明らかに私が見入っていました。この「昔話法廷」は桃太郎以外のお話もとても考えさせられる作品ばかりなのでとてもオススメです。

最初は鬼からみた「悪」は人間から見た「正義」なのでは という問いかけなのですが、後半にはさらに強く考えさせられる経緯が描かれます。

30分以上ある作品ですがぜひ観てみてほしいです。
が、時間がないよー!という方はあらすじだけでもぜひに。



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