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幼児教育の世界で、あえて大人を真ん中に置いてみる
こんにちは。NPO法人 NAGOMI MINDの塚田です。
私たちの活動領域は、いわゆる幼児教育の分野です。
国外から、幼稚園という形態がやってきて、
日本独自に発展してきた歴史があります。
さまざまな実践・研究、想い、活動があり、今に至るのですが、、
特に子どものことを理解しようということ、
子どもそのものの捉え方や、保育者(保育士や幼稚園の先生)がどのように子どもたちに関わっていくのか?ということは、第一線で研究・提言をされている(されてきた)先生方によって、随分と充実してきたと感じています。
これからの幼児教育の動向は?
では、これからは?何に重きを置いていく動向があるのか?
ということを見てみると、研究という実証・検証を経て、効果的なことを見極めていく、取り入れていく。
あるいは、実践の中から、効果的な活動を拾い上げていく。
現場の保育者が、一番の探究者であるような実践をしてくこと。
そうした流れがあるように見ています。
あえて、大人を中心に置いてみる必要性
その中で、私たちはNPOとして、NAGOMI MINDという旗印を掲げて、何を大切にしていくのか?
それは、子どもを、子どもだけを中心に置いて行ってきた研究や実践に、あえて、大人を(大人も)中心に置いてみる、ということです。
実践や探究を行う当事者である保育者のみなさんは、
<何に興味を惹かれているのか?>
<好きなことや、やってみたいことは?>
<どんなことを、子どもたちと楽しんでいきたいの?>
<先生たちは、どんなキャリアを描いているの?>
そうした、大人であり探求者である本人たちのことにスポットを当てていくことです。
教育のことや、子育てのことになると、どうしても子どもだけを見つめがちです。
自分のことを後回しにしてしまう、
大人はさておき、子どもたちの育ちを考える。
子どもに対しては優しいまなざしを向けられる人でさえ、同僚や保護者である大人には厳しくなってしまう。
大人を育てるという視点を持つことができない。
ということは、よく起こることだと思います。
子どもたちの育ちの延長線に、大人である先生たちが居るにもかかわらず、です。
大人である自分を大切に扱うことは子どもたちの未来のためでもある
自分が探究者であるためには、やはり自分のことも大切に扱うことが重要ではないでしょうか?
自分自身が選んだ仕事を楽しむこと、
誰かに頼まれたからではなく、やってみたいと心に芽生えたからこそ探究すること。
それを実現するために、大人のみなさんをサポートしていくことが、私たちの役割です。
それはやがて、大人と子どもたちの豊かな交流になっていきます。
勿論、個人をサポートすれば終わり、ではありません。先生の社会的な地位、経済的な課題、閉鎖的な社会など、複合的なことが様々にあることは、また別の機会に書いていきたいと思います。
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