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韓国のおすすめスポット紹介〜「私だけ」が叶う場所、聖水洞〜

ソウルにはあまりない赤レンガの建物に囲まれた街を楽しめる「聖水洞」

Z世代に人気の韓国旅行。特にソウルには素敵な場所がたくさんあります。その中でも在韓歴10年の私のおすすめスポットは聖水洞(ソンスドン)。ソウルの森やおしゃれなカフェが立ち並ぶ魅力たっぷりの街です。

本日は聖水洞のおすすめについて紹介します。この記事を参考にぜひ聖水洞に足を運んでみてくださいね。あなただけのオリジナルなお土産もゲットできる大満足な旅になるの間違いありません。


韓国旅行に聖水洞が絶対におすすめな理由

在韓歴10年の私のおすすめスポット「聖水洞」。聖水洞は観光客にはあまり聞き慣れない場所ではありますが、もともと靴工場や小さな町工場が立ち並ぶエリアでした。

町工場をリノベーションしたカフェ

最近では、町工場などの古い建物をリノベーションしたカフェやギャラリーが登場し、韓国のブルックリンと呼ばれるようになりました。2005年には「ソウルの森」と呼ばれるソウルのセントラルパークがオープンし、老若男女問わず全ての人に人気を集めるスポットとなりました。

ソウルの森の入り口。公園の周りにも公園の中にもフォトスポットが満載

「新しい」魅力の詰まった場所が多いソウルですが、この街では「古い街並み」と「季節によって変わる自然」を存分に活かした、ここにしかない街づくりを楽しむことができます。歩いているだけで、至るところに古い街並みが残る聖水洞の街ではフォトジェニックな「撮る」を楽しむことのできる風景に溢れています。赤レンガの建物もたくさんあります。

そんな「古い」を「新しくした」聖水洞は「撮る、作る、食べる、リフレッシュする」の旅では欠かせない4要素が全て含まれるソウルで最も注目を浴びる名所だと言えます。あなただけの韓国旅行。聖水洞でぜひ叶えてくださいね。

本日はそんな話題のエリア「聖水洞」へのアクセス方法と、現地人だからこそ知っている、韓国旅行を120%楽しめる聖水洞のおすすめスポットをご紹介いたします。

そもそも聖水洞ってどこ?聖水洞へのアクセス方法

聖水洞には主に3つのメジャーな駅があります。ソウルのサークルラインの地下鉄2号線「聖水駅」「トゥクソム駅」、ブンダン線の「ソウルの森駅」の3つの駅が聖水洞にあります。

ソウルの森駅の様子

季節ごとにさまざまなイベントが催されている「ソウルの森」や、SHINeeなどをプロデュースするSMエンターテイメントの事務所に行ってみたいという方は「ソウルの森駅」のエリアにいくのがおすすめです。ソウルの森駅の周辺にも「ソウルの森カフェ通り」と呼ばれる人気スポットがたくさんあります。

今回は聖水洞の中でも特に個性あふれる魅力を堪能できる「聖水駅」周辺のおすすめの楽しみ方を紹介いたします。聖水駅はソウルの中心部である明洞の最寄駅「乙史路3街駅」や人気エリア「東大門歴史文化公園駅」と同じ緑の2号線沿いにあり、アクセスも非常に便利です。

聖水駅には聖水洞のモチーフである靴、赤レンガに靴の絵が描いてある壁が。

聖水駅の改札前にある壁

韓国旅行の始まりの一枚にぜひここでシャッターを切ってくださいね。写真は旅の最高のお土産になるでしょう。

聖水洞でオリジナルのお土産を作ろう

聖水駅に到着したら、まずは、QOLのあがる自分へのお土産を作りにいきましょう!聖水駅の4番出口を出るとすぐ左側に韓国の文具メーカーの専門店「monami」があります。すぐ隣にはスターバックスがあり、見つけるのも簡単です。

聖水駅の4番出口出てすぐあるmonami専門店

店内ではボールペンやマーカーなどmonamiの文房具をはじめ、さまざまなものが販売されています。

monamiには、特に韓国人に長く愛されている「153」と呼ばれるボールペンシリーズがあります。「153」シリーズは韓国で1963年に作られました。生産当時は15ウォンで売られており、同メーカーの3番目の商品だったので、「153」と名づけられたそうです。今では韓国の会社員のスーツのポケットには必ず入っていると言われるほど、韓国人の日常に溶け込んだ文房具となりました。

ここの専門店ではこの「153」シリーズのボールペンを好みの色にカスタマイズし、自分だけのオリジナルのペンを作ることができます。

たくさんの色のあるインクやカバー、キャップなどを組み合わせて、お気に入りのペンを作ってみましょう。あなたの日常を彩る一品になりそうですね。

自分でカスタマイズして色を選べる153シリーズのボールペン

価格は1本1000ウォン(およそ113円)なので、お財布に優しいのも嬉しい。大切な人へのちょっとしたお土産にもおすすめです。

<Monami Store Seongsu>
104 Achasan-ro, Seongdong-gu, Seoul
営業時間:10:00~21:00
公式HPGoogle MAP

聖水洞だから、あなたにピッタリのコスメが見つかる

ボールペン作りを楽しんだら、次はコスメ選びに。信号を渡ったところにある「アモーレ聖水」であなたにぴったりのコスメを探しに行きましょう。

聖水駅の2番出口から徒歩3分のところにある「アモーレ聖水」。ここは韓国大手化粧品メーカー「アモーレ・パシフィック(AMORE PACIFIC)」が2019年にオープンした、コスメショップ&ビューティー体験館です。

工場をリノベーションした聖水洞らしい建物。入口も素敵

「アモーレ・パシフィック」とは韓国コスメの有名ブランド「HERA(ヘラ)」、「innisfree(イニスフリー)」、など30以上のブランドを取り扱っているメーカーです。

ここのビューティー体験館では、そのブランド商品を自由に体験することができます。あくまでも体験を目的としている施設なので、遠慮せずにさまざまなコスメを試すことができるのが嬉しいポイント。

もともと自動車修理場だった建物をそのままリノベーションし、店内は打ちっぱなしのコンクリートを生かした内装になっています。店内から見ることのできるガラス越しのガーデンからは緑がのぞき込み、都市と自然との融合を大切にしている、聖水洞ならではのインテリアを楽しめます。

入場したらまずはクレンジングルームがあり、お化粧を落とすところから始まります。

まずはクレンジングから。お化粧を落としたところからスタート

お化粧を落としてからは、店内にあるほぼ全ての化粧品をお好みで試すことができます。至るところにメイク道具やパウダースペースが設置されており、自由気ままに自分の好みのコスメを選べます。

たくさんのコスメをその場でトライ!女子なら誰でも気分が上がりますよね

気に入った商品があればもちろんその場で購入も可。あなたにピッタリのコスメを持ち帰って日常を楽しむ旅のお土産にしてくださいね。オリジナルコスメが作れるサービスなどは予約必須となっていますので、興味のある方は公式HPをご確認ください。

<アモーレ聖水>
277−52 Seong2ga 3dong Seongdong-gu, Seoul
営業時間:10:30~20:30
公式HP /instagram/ Googlemap

聖水洞ならではのグルメも堪能できる

女子ならではの体験を楽しんだ後は、腹ごしらえに行きましょう。聖水洞には地元のテレビで紹介されるグルメスポットもたくさんあります。その中でももっとも人気のあるお店を2つ紹介します。

地元の人に愛されて30年。「ソムンナンソンスカムジャタン」

聖水洞で最も人気なお店といえば、「ソムンナンソンスカムジャタン」。カムジャタンは、骨付きの豚肉をジャガイモや大根の葉、エゴマの葉っぱと一緒に、ピリ辛に煮込んだ韓国の鍋料理です。

1983年にオープンしたこのお店は、地元や町工場で働く人々に長く愛されてきました。辛いものが好きな方にはおすすめな名店ではありますが、かなり長い行列が毎日できているので、少し混雑の時間を外して訪れましょう。

いつ行っても行列が。30分待ちは必須。24時間営業なので、ピーク時を外して来店しましょう!

<ソムンナンソンスカムジャタン>
45 Yeonmujang-gil, Seongdong-gu, Seoul
24時間営業
Google map

2024年1月にオープンした人気店「ヌンドンミナリ」

「ソムンナンソンスカムジャタン」のすぐ近くにある「ヌンドンミナリ」もおすすめ。古い住宅をリノベーションした建物は聖水洞ならでは。もちろん料理も他では味わえない逸品です。

ユッケビビンパ。セリとユッケの絡まり合いが、もう絶妙!

「ミナリ」とはセリのことで韓国料理にはよく使われる食材の一つ。少し暑くなってきたこの季節のおすすめはミナリユッケビビンパ。混ぜれば混ぜるほど、ユッケとセリが絡み合い、セリの食感や風味とユッケの組み合わせが絶妙です。

醤油ベースのあっさりとした味付けなので、辛いものが苦手な方も心配無用。地元の人にも人気の名店なので、ランチやディナーの時間を外して訪れましょう。

<ヌンドンミナリ聖水店>
42 Yeonmujang-gil, Seongdong-gu, Seoul
営業時間:10:00~02:00
instagram / Google map

聖水洞といえば、独自を追求したカフェ!

お腹を満たしたあとは、韓国ならではのカフェに移動しましょう。聖水洞はカフェ通りでも有名で、ソウルの中でも最も最先端のカフェが集まると言われています。そんな聖水洞のおすすめのカフェを2つ紹介いたします。

聖水洞を進化させた先駆者「大林倉庫ギャラリー」

工場の広がるこの地域に、新しい文化を呼び起こした先駆者となったカフェが「大林倉庫ギャラリー」。1970年代に精米所として使用されていた赤レンガの建物をそのままリノベーションし、この地域を盛り上げるきっかけとなりました。

中は広い空間を最大限活かした広々としたインテリアで、居心地のいい空間となっています。

建物や看板はそのまま倉庫のものを使っています

<聖水洞大林倉庫ギャラリー>
78 Seongsui-ro, Seongdong-gu, Seoul
営業時間:11:00~12:00
instagram / Google map

混雑から少し離れた塩パンの美味しいお店「BEANS AND FLOUR」

聖水カフェ通りの人気店だった「Munchies and Goodies」の分店カフェ「BEANS AND FLOUR」。「Munchies and Goodies」は閉店してしまいましたが、こちらのカフェは営業中です。

「Munchies and Goodies」で販売していた人気の塩パンも食べられるお店です。衣がサクリとした塩パンは、聖水洞の隠れた名品と言えます。聖水洞の人気エリアから離れているので、静かな時間を過ごすことができます。ガーデンにテラス席もあるので、緑や季節の花を楽しみながら広い空間でくつろぐことができるのが嬉しいです。

外はカリ、中はフワッと。塩バンの王様とも言える塩パン!

外国や韓国デザイナーの雑貨も販売しているので、旅のお土産選びもできます。旅の疲れをここのカフェで素敵な音楽と共に癒してくださいね。

【まとめ】聖水洞だからこそできる新しいソウルの魅力を堪能しましょう

韓国ソウルで一番熱いと言われているおすすめスポット「聖水洞」のご紹介をしました。

聖水洞は、「撮る、作る、食べる、リフレッシュする」の旅には欠かせない4要素が全て揃っている、旅の目的地としても大満足な場所と言えるでしょう。また、さまざまな体験ができる場所もあるので、体験を通して旅の思い出を持ち帰り、日常の時間も楽しめる旅になるのも嬉しいですよね。ぜひ、あなただけの、あなたにピッタリなお土産も日本に持ち帰ってくださいね。

聖水洞には本日紹介した聖水駅付近以外にもたくさんのおすすめスポットがあります。お時間の許す方は聖水洞のオーダーメイドの靴が作れる靴屋さんもおすすめです。あなたの足にピッタリの靴を作ることができますよ。さらにソウルのセントラルパークである「ソウルの森」エリアにも素敵なお店がたくさんありますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

オソオセヨ!聖水洞でお待ちしております!


聖水洞のお店はこちらでもチェック👇


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