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業界地図64 この業界でインフレに追いつく給与賃金の上昇はほぼ無理

自分でも書いてて希望もクソもない嫌になってしまう事ですが、
先日ある美容室に髪の毛を切りに行って、値段を上げるという案内がありました。
値段を上げる理由に
「材料費高騰、諸経費増加」
の様な事が書いてあったのですが、どこもかしこも人件費をしっかり払いたい。という値上げの理由がないんですよね。
サービス業において人に投資をするという事は最重要とも言える本当に大切な事だと思うのですが、人への投資を理由に値上げを言えない。
という風潮が変わらない限り美容業界(サービス業)はインフレに追いつく人件費を上げる事は不可能だと思っています。
だって材料費高騰や光熱費高騰や諸経費高騰の値上げだけだったら給与据え置きで当たり前だけど実質賃金は下がる。例えばインフレ率に合わせて給与を上げてもその場しのぎでインフレが起き続けている限り実質賃金は下がる。
故に豊かには程遠い。
例えば誰かを雇用していてお値段据え置き、給与をインフレ率に合わせたらお店が駄目になってしまう。
だから僕は堂々と言ったら良いと思う。

「豊かに生きていきたいから値段を上げます。
給与をいっぱい払いたいから値段を上げます。それでお客様が納得するかどうかは分からんけど日々の在り方次第ではないかと思います。

あ、勿論、材料費高騰などの文言に人件費という言葉を入れていないだけかもしれませんが。

どうでもいいのですが写真の左は仏陀の骨。右は仏陀の髪の毛が入っているようです。
本当かいな!

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