見出し画像

世界の中心で「うぁ」と叫ぶ【旅日記】

2022年度も、なぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーを宜しくお願いいたします。 本年最初の企画は、瀬戸内の島、淡路島への旅へと、ご案内いたします (^^♪

また、島ですか・・というあなた。 はい、島です。

今回の旅程は、

淡路島でもやっぱり船! そして、舟にも乗るのだ!
中心なのだ!(何の?)

です。 
集合は、土生はぶ港に朝8時半で、お願いします。


島の島へ

淡路島へふねぇ? 橋で繋がっているじゃないですか。いえいえ、なぐツーは、ここ(淡路島)からさらに船に乗るのだ。

今を遡ること20数年前、私が初めて淡路島に上陸したのは、明石大橋が開通する直前であった。その時は、フェリーを使って上陸した。ただ、淡路島は素通りの旅であったが・・ 
カーフェリーは、夜通し明石港と淡路島(岩屋港)を往復していた。活気に満ちた、港の光景を覚えている。

そして、海上国道という存在を初めて知った瞬間ときでもあった。海の上なのに国道28号なんだ、と・・

もとい

話を戻そう、今回はここ淡路島からさらに離島に渡る。そこに何があるのか?

説明しよう!(ヤッターマン風に)

それは、さらに数千年?まえのお話。
古事記、日本書紀に記されている、「国生み神話」というお話がある。そのお話によると、お二人の神様(イザナギ、イザナミ)が最初につくった島が、「淡路島」とされているのだ。そして、これから行く「沼島」が、その神様たちが、最初に降臨した場所だと言われているのだ。(諸説あり)

そんな重要な島、淡路島、なんども通過するのみであった。すまぬすまぬ。きちんと、落とし前をつける時が来たのだ。


◇◇

見づらい写真ですいません。

画像1

淡路島(伊弉諾神宮)を中心とした、太陽運行図です。そうそうたる神様たちが・・取り囲む。そう、神道世界の中心がココなのだ。


乗船

はーい、みなさま! おまたせしました。沼島へ出航でーす!


画像2


下船

はーい、あっという間に到着。(10分)

本日は、沼島をぐるっと半周歩くのだ。(2時間)


まずは、お参り。

無事を祈る。

画像3


あっ、お伝えするのを忘れてました。

本日も、トレッキングシューズをお忘れなく、スニーカーでは厳しいかも・・(いまごろ言うな!)

そして、港でトイレを済ませ、水を買うのもお忘れなく、、

あっ、そうそう、ウォーキングガイド(チラシ)もココで入手しよう。


この島も人口流出が激しく、一時期4000人いた島民は、約10分の1に減っているとの事、航路も減っている。減少歯止めに少しでも貢献できれば・・

今回は、残念ながら宿泊は出来なかったが、美味しそうなお店もあるので、夜のお食事も楽しみ・・

あっ、いかんいかん、まだ午前中。歩いている途中であった。お酒の話は、また・こ・ん・ど・・


てくてく


ぱちり

画像4


てくてく

あれ?

ガイドマップだけでは、現在位置がわからなくなり

スマホを取り出し、位置を確認しながら歩く。


てくてく


がさっ


ん?



うわぁ!!


迂闊うかつであった。



音がした瞬間、スマホから目をあげると、


イノシシが2頭


こちらを一瞥いちべつしながら

山道を横断、走り抜けてゆくところであった。


がささ・・・ かさ・

あっという間に、視界から消えた。

おぉぉ・・


ほっ

小さな島の山道を舐めていた。少し、油断していた。

いつも、ディバックに入れていたのに、、


慌てて取り出す。


じゃーん

画像5


クマよけ すず~
 (ドラえもん調で)



歩きスマホは、危険です。


自然の中を歩くときも、周りをちゃんと見ましょう。


もうすぐゴールだ


画像6



もういっちょ


午後からは、もう一つ島へ、ご案内しまーす。
その島とは、

成ヶ島(なるがしま)


島へ渡る舟の時間を調べて、舟着場についたが・・
だーれもいない。

あれ?

近くの施設で、尋ねると、
「あぁ、電話で呼ばないと、来ないですよ」

もう一か所の乗舟上の方が便利とも教えていただき、急遽そちらへ移動。


成ヶ島へ

プレハブの事務所に着くと、

「はい、じゃぁ出発するね」

オンデマンド舟であった。


画像7

およそ1分の乗舟



画像8

携帯で電話してね、迎えに来るよ!

バイバーイ

手を振りながら、おじさんは去って行った。



ということで、

ただいま、ここ成ヶ島には、妻とわたしのふたり・・

さあ、気を取り直し、歩こう

てくてく


てくてく


秋の午後は、意外に短い・・
(ただいま、11月)


最後に見晴らし台に登ろう

もう、イノシシは出ないよね・・

と、思ったら!!


新鮮な、立派な〇〇〇うんちが、

散策路のアチコチに、落ちているじゃ あーりませんか。(新喜劇風に)


やめとこう、
本日は、ここまでにしておこう。
ビールが、日本酒が待っている。


イノシシに襲われず、よかったのだ。
神様のご利益があったのだ。


うん が、ついてたね。

うん



本年も、なぐなぐ一味が主催する「なぐツー」に、ご期待ください。


(おしまい)


この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

最後まで読んで頂き、ありがとうございます😊 コメントも、励みになります。是非どうぞ! サポートは、旅先でのお酒に・・