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雨にも負けず秘境駅へ、そして熊野古道もちょっぴり歩く ー旅の栞 東紀州編ー

東紀州を訪れている、なぐなぐツーリスト(なぐツー)、本日は雨模様。 さーて、どこへ行きますかねえ・・

▼ BYマリオット なのだ

今回、なぐツーが選んだ宿は、

なんと! マリオットホテル


と言っても、マリオットブランドを冠した「低価格ブランド」のホテル。(だよねー なぐツーだもんねー)

特徴は

・レストランが無い!(素泊まり専用)
・道の駅に隣接(郊外でも便利)
・施設、アメニティも最低限(シャワーのみ)
・ワクワクする空間!(これ重要)

ということで、今回は
三重県御浜みはま町「道の駅 パーク七里御浜」に隣接するホテル、「フェアフィールド・バイ・マリオット・三重熊野古道みはま」にお泊り、です。

ここは、道の駅だけでなく、紀勢線「阿田和駅」にも隣接していて、電車も活用できるのだ。便利でしょー


アイランドキッチン風 洗面台

目のまえが、観光名所の七里御浜しちりみはま

22km続く、砂礫海岸
50代のじじーでも、わーーっと叫びたくなる景色 笑

白い石を集めて、文字を書いてみよう

そして、宿に泊まったご褒美が、

サンライズ

見るぞー!


のはずが・・・
雨・・・

(七里御浜の写真は、2年前訪問時のものです)

▼ 阿田和駅

ということで、気持ちを切り替え、駅までテクテク徒歩3分。

雨に濡れそうなホームを避け、駅舎で待つ。
寂れた駅舎、雨がしんみりムードを助長する。

昔は、駅員もいたんだろうなー
今は、トイレも券売機もない、エブリシングナッシングな駅


ところで、どこへ行くの?

はい! 本日最初の目的地は

だらららららら~ だん!


秘境駅として、名高い「波田須はだす駅」

▼ 波田須駅

ガタゴト揺られること、約30分。
とうちゃーく

ホームの右手にトンネル

目のまえは、海

そして左手は・・
もちろんトンネル。  だって、秘境駅ですから

次の電車は、約1時間後
それまで、周辺を散策するのだ。
1時間後の電車を逃すと、次はさらに3時間後・・
だって、秘境ですから

目指すは、熊野古道のひとつ「波田須の道」へ

駅前の案内板を参考にしよう
道標通りに進めば、迷うことは無い

なぐツーポイント

道標を頼りに、舗装路をずんずん登る。
時々、雨がパラパラ・・

でも、雨も、いいもんですね。

春はもうそこ

▼ 徐福茶屋

登り切ったところに、茶屋があるんですが
月曜日と金曜日の、午後のみ営業・・
電車より、出会える確率は低い(笑)

でも、ココからの眺めは、サイコーです。

谷間に寄り添う集落
そして、線路

線路に電車が欲しい構図


茶屋の反対側に、熊野古道「波田須の道」の登り口があります。

熊野地方は、雨の多い土地
石畳は、土地に根差した排水対策。多少の雨なら、なんてことはない。

雨もいいもんだ。

ここは全長300mの古道が残る。お子様などでも気軽に古道感を味わえる。(古道感って何? 笑)
観光客の多い大門坂より、コチラの方が風情を感じることだろう。

さぁ引き返そう

▼ 徐福の宮

途中で、少し寄り道、徐福の宮へ
ここには、徐福さんのお墓がある。

先ほどの茶屋も「徐福」の名を冠していたよね。
ところで、徐福って誰?

説明しよう

秦の始皇帝時代、皇帝の命を受け、日本に不老不死のクスリを求めてやってきた徐福。ところがどっこい、近海で難破。命を助けたのが、ココの方々。徐福は、感謝感激、日本に住むことを決める。
それ以降、この土地は秦人が住む土地、「秦住(はたす)」と呼ばれ、のちに「波田須(はだす)」になったとさ 

「まんが日本昔話」風に読んでね

秘境などといって、すまんすまん。
古くから、渡来が盛んな土地だったようだ。


色々祈る


無事1時間で戻ってこれた!
波田須駅は、一日の平均乗車人数が、20人前後(Wikiより)

最近は、アニメ(凪のあすから)の聖地として、訪れる方も多いようだ。が、本日見かけたのは、我々のみであった。


はーい、電車が来ました。

ひとまず、今日の旅の栞は、ココまで
只今の時間、朝の9時44分、まだまだ一日が始まったばかり。
さーて、これからどこへ行くんでしょうかねー

次週を待て!

ええっ!? 教えてくれないの?
そんな卑怯な!


え?だって、ここは、ヒキョウ駅ですから・・


(つづく…)


紀州旅、初日
オハイへの行き方を読んでないアナタは、コチラ


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