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深夜0時の親子どんぶり

今現在、私は、いろいろな立場の人たち(年齢から、国から、職業などなど。。。。)と一緒に同じ屋根の下で暮らしている。
というか、私がその家に居候させてもらっているのだ。

なので、食べ物の嗜好や食べる時間もまちまちで、みんなで一緒に食べるときもあるし、そうでなければ、一人で食べたり、そこにたまたま居合わせた人と食べたりする。

最近は、みんな仕事が忙しく私も食事の時間がまちまちで、
今日もお昼は16時くらいにクラブハウスサンドを食べたので、
夜は抜こうと思っていた。
だけれども、お風呂から上がって体重計の載ってみると中学生以来の体重に減りつつあり、
(自慢ではなく、悩みでもある。年を取ってくると痩せているのは魅力ではなく、なんだか疲労感のほうが醸し出されたりする。。。)
これは何か食べないと、これから暑くなるのに体力がもたん!!!

ということで、栄養があって今食べたいものが親子丼だったというわけだ。
鶏肉がなければ、卵丼でもいいやと台所へ入る。

冷凍庫を覗くと、何と「親子丼用カット鶏もも肉」と私のためのような鶏肉が入っていたので、拝借し、解凍。その間に会社の畑で採れた玉ねぎを薄切りにし、今日買ってきた平飼い卵Lサイズを銀色のボールのふちでコンッ!と割り、おはしで溶いた。

夜の11時半過ぎから、小鍋でかつおだしを取り、お味噌汁と親子丼用に分ける。
お出汁を雪平と親子鍋に分けながら、こんな生活初めてだなーと、なんだかおかしくてひとりで、へへへと笑った。

親子鍋のお出汁の中に、和三盆糖、お醤油、みりん、少しのお酒を入れ、沸いたところに鶏肉と玉ねぎを投入。
くつくつ煮えている間に、お味噌汁用雪平のお出汁には合わせみそを溶き入れ、乾燥わかめをいれた。

近くに私より15歳下の東南アジアからきている青年がいたので、食べる?と聞いたら、食べる。と言ったので、お味噌汁をお椀へ、ご飯を小さな丼鉢に二人分よそい、親子鍋の中にあらかじめ溶いておいた卵液を流しいれる。
強火でほわあぁーーーーーと卵が半熟になったところで、火を止め、親子丼の具を丼鉢のご飯の上へ。

お出汁とお醤油のいーい香り♪

東京の老舗親子丼の店の親子丼を思い出し、
仕上げに刻んだ海苔と2年前につけた梅干しを載せて出来上がり。

青年にも分け、私は自分の分を部屋でもくもく、いやまくまくと食べた。

おーいしかったーーーーーーー。

こんな風に平和に食事ができることに感謝。
おやすみなさい。


写真は、ttg100様よりお借りしました!ありがとうございます。





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