見出し画像

小説家デビュー

ふと2023年3月家族と共にイギリスを訪れた。
せっかくのイギリス観光なのでワーナーブラザーズのハリーポッターミュージアムに立ち寄った。ミュージアムの風景創造性が全てハリーポッターという作品で完結されていた。しかもその全てが作家の脳内のイマジネーションででき上がっていたということに感動を覚えた。
著者のK・J・ローリングは仕事がなくなって携帯代払えずも使えなくなっり通信が途絶えたそんなとき。唯一あった湖畔の別荘内でたった3ヶ月でこの作品を書き上げたらしい。
私もその時ほぼ同じ境遇だった。10年前から事業をひらいていた。理由は簡単だ私の怠慢とIT化。SNS化の波に完全に乗り遅れた。言い訳をしてもキリがない。事業は場繋ぎ、業務の方向性が代理店事業やマネジメントは全てITに支配されつつあるし。単価も急落だ。しかも人間が介することである意味やり取りにざらつきすらを覚える。私の事業もピーク時の10分の1になっていた。AIとITの支配されつつある昨今。そんな矢先に私に一種の光が差し込んだ。そんな衝撃的な出会いをロンドンでもたらせてくれた。
私は、帰国後一気に1作を書き上げた。しかも3ヶ月。プロットは手書き一枚で構成をさくって書いた。仕上がった作品は元プロの上司に相談したら、かなりの高評価を得た。他出版関係の友人にも批評をたのんだら高評価であった。それいらい、私の肩書きに「小説家」が加わった。処女作は10万文字。原稿用紙二百五十枚ほど書き上げ、何度も何度も寝かせてそして改良していった。ようやくしてその処女作は文学賞にエントリーした。
そして今秋の結果を待っている。しかし、それが非常に長い。この時代に半年待たされるのは正直私の性分にはあわないのかもしれないが、これを事業にするためには、資金繰りのように長い。経営者からしたらキャッシュフロー半年はゼネコンの下請けより大変だ。。笑
ただし新人賞や文学賞となると話題性やネタに左右されると各所に書かれているので選ばれるかは私にはわからないが今後も作品を出し続ける自信が私にはある。今回の処女作は、不倫と爽やかな女性の生き様をキリとった。
テーマは、アナログのある味のある現代を描きたい アナログの味のある人間の創造に少し私の私的なエッセンスを加えた作品が特徴的だと思う。そんな想いから毎日書き続けている。
ここでは3作目から順次発表していきたい。お読みいただきありがとうございます。 渚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?