辛い辛い、入院の日々。
3月頭より切迫早産で入院し、結局一度も退院できないまま帝王切開にて出産となりました。
琉樹です。こんばんは。
出産前まではずっと点滴に繋がれて、ほぼベッドの上で過ごしておりました。
動くといえばトイレかお風呂か検診くらい。
長期入院者は週一で面会できるとはいえ、それも30分という短い時間だけ。
赤ちゃんをお迎えする準備もできるはずもありません。
買い揃えてないものまだいっぱいあった。
赤ちゃんグッズの開封の儀もやりたかった。
赤ちゃんの着る服の水通しも自分でやりたかった。
全てできなくなってしまいました。
で、上記の準備、誰がするねん?って話になるじゃないですか。
まあ順当に行けばもちろんダンナっちくんなのですが、ちょっと雑というか、簡単に考えすぎてテキトーにやられそうで不安。。。
なんか赤ちゃんグッズもめっちゃ安い中古とか買ってきそう。
水通しとかも「必要?」とか言い出しそう。
私の母はすでに他界しており、頼れる人がおりません。
そんな時、私が入院したと話を聞いた義母が立ち上がりました!
突然のことにも関わらず、わざわざ東京から来て荷物の開封や水通し、赤ちゃんのベット周辺の環境を整えてもらいました。
あとは私が病院のベッドの上からアマゾンさんでポチったのを病院に持ってきてもらったりと、本当に助かった!
感謝感謝です。
予定日にもう少し近づいてから整理しようと思ってそのままの状態で放り込んでいた入院・出産グッズや赤ちゃんのものが散乱した部屋や、夫婦の寝室を見られたどころか、多分夫婦のベッドを義父母が使用したようだが、もう背に腹はかえられぬ。
病院には結構切迫流産や切迫早産などで入院している人がいるのにも驚きでした。
感染症もあって相部屋でもあまり周りとお話することがなかったのですが、入院した当初のお隣さんが割とお喋りしてくれる方で、いろいろ教えてもらってありがたかったです。
周囲は正期産の37週に入ったら退院していって、割と数日で産気づいて再び戻ってくるようなパターンが多かったのですが、私は低置胎盤もあって退院はできませんでした。
せめて1日でも、いや、半日でも家に戻れたらよかったのに。
しょぼん。
入院中何が辛かったかって、スイーツを食べられないことでも、ダンナっちくんに会えないことでもなく、点滴でした。
24時間張り止めの点滴をしているものですから(シャワーの時だけ針は指したままコードだけ外す)、動いている間に針がずれて血管に穴が開いたり液が漏れたりしてくるんです。
何事もなくても、衛生面を考えて5日で差し替えになるんですけど、5日持ったことは1度もありませんでした。
液漏れしたりすると、針を刺した箇所が腫れてきてめちゃくちゃ痛い。
しかも私は血管が細いのか、見えにくいのか、刺すときに何回か失敗されたりして、1回差し替えで4回ほど針をさされるなんてこともザラ。
しかも点滴だけじゃなくて週に1度採血もあるので、これの失敗も含めると何度針を刺されたことか。
両腕にはいまだに針の跡が残っています。
自己血(手術の際の出血に備えて輸血用に自分の血を取る)の太い針も痛かったなぁ。
出産後はそれはそれで辛かったけど、点滴がなくなったことが一番嬉しかったです。
腕に針が刺さっていない状態でお風呂に行くことのなんて快適なことか。
ちなみに2番目に辛かったことは、暇なことでした。笑
その暇な時間を活用して離乳食・幼児食コーディネーターの資格を取得。
でも全然暇。
なんの楽しみも代わり映えもなく、スマホの写真ホルダは1日3回の食事の写真で埋め尽くされておりました。
個人病院で産科なので通常の病院食よりは多少豪華ではあったものの、毎回出てくる大量のサラダに飽き飽きしちゃうし。
でも栄養やカロリーが計算し尽くされた食事がベッドに寝てるだけで自動的に出てくるのはありがたかったです。
体重や血圧も血糖値も問題なかったのでデザートも出たし、ちょっとだけ間食もしてました。ダンナっちくんに差し入れしてもらった甘いお菓子をちょっとずつ食べてました。
体重なんてほとんど増えず、妊娠前から➕7キロ程度。
目標の8キロにさえ届かず、むしろ増えなさすぎで、逆に赤ちゃんが小さくて帝王切開時に2500g超えるか心配だったくらい。
病院食、すごいなぁ。
入院中いろいろ気にしてくれて、感謝しているのは、ダンナっちくんと義母、そして母方の叔母です。
たまたま従兄弟から電話があったので、入院していることを伝えると、すぐに差し入れを持ってきてくれました。
近しい親族(夫・子・親)以外面会できなかったため、本当に窓口に持ってきてもらって病院のスタッフに渡すだけなので会えないのに、本当にありがたい。
入院している病院が叔母の家と近いこともあり、ダンナっちくんではわからないであろう買い物(生理用品とか)も好意に甘えてお願いしたりしました。
出産後私が落ち着くのを待って1度家に来てくれたのですが、入院時のお礼や内祝いとかもまだ返せていないので、近々叔母の家にあ赤子を連れて挨拶に行く予定です。
結局産前産後を含めほぼ2ヶ月入院しっぱなしだった妊娠生活後半。
まさかこんなイレギュラーがあるなんて想定していませんでした。
だから妊婦の皆様に声を大にして伝えたい!
①妊娠・出産はいつ何があるかわからない!
それまで元気でもいつ何時緊急事態が発生するか予測できない!
②入院・出産準備は前倒しでもいい!
私のように1度も退院できないなんてことがあるので、ちょっと早めに入院・出産グッズを揃えて荷造りしててもいいかも。
私はちょいちょい買い揃えつつ、予定日まではまだあるし、初産だからおそらく出産も遅れるだろうとのんびり構えて荷造りまではしていなかったです。ただ、買い揃えていたものは一か所にまとめて置いていたので、ダンナっちくんが病院に持ってくるさいわかりやすかったとのことでした。
③赤ちゃんお迎え準備ももう少し早くてもよかった!
ベッドやお風呂・ミルクなどのグッズは買ってはいたものの荷ほどきしていない状態。
肌着やガーゼも風を開けないままもう少ししたら水通ししようと思っていた段階で入院となりさらに出産まで退院もできなかったため、全く手付かずの状態でした。
ダンナっちくんだけでは心許なかったため義母にご足労いただいたのがこの部分。
ただ、ネガティブな私は「早めに準備してももし出産前に赤ちゃんに何かあったら。。。」なんて考えもあって手がつけられなかった面もあり。
この辺のタイミング、本当に難しいと思う。
④出産前にやること、やりたいことは後回しにしない!
幸いだったことに、マタニティフォトもネイルを落とすのも入院直前に終わらせていたため事なきを得ました。
入院したら指先で血中酸素を測ったりするので、落とさないといけないので。
聞いたところ、ネイルしたまま入院になっちゃった人は病院で出張ネイリストさんを呼んで落としてもらったりするとか。
ウチの病院は面会禁止だったけど、どうしたのかな?
考えるだけでめんどくさそう。
ネイル落としたのが入院当日の午前中だったので、マジでナイスタイミング。
けどその他のこと、例えば映画を見たりコース料理を堪能することだったり、ダンナっちくんとの最後の2人だけの時間を過ごすことができず、悲しい思いをしました。
赤子が生まれたら数年、もしかしたら十数年はできなくなってしまうであろうこと。大切な思い出となるので、是非是非躊躇せずやってほしいです。
ちなみに私は赤子が生まれたらもう一生できないだろうと思ってお腹が目立つ前にスタジオで花魁の格好をしてヘアメイクもしてもらってプロに写真を撮ってもらいました♪
あとはなんだろ。
書いてる今は思いつかないな。
後々思い出したらどっかに追加します。笑
そんなバタバタな妊娠後期。
まあ、色々な情報収集や覚悟を決める時間をきっと仏様が与えてくれたのだろうと思えばきっと悪くなかったんだと思います。
体重管理、楽だったし。笑