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【本の話】ついでにオススメ3冊

本の整理をしていると、懐かしい本を手に取って、パラパラ捲る事があります。

” あの時 ”の思い出が頭の中に甦り、そして通り過ぎ、その本に触れた時の感情が蘇ります。

そして、今の私が読むと、不思議な事に” 感じる部分 ”が変わっている。

歳を重ねる度に、経験や知識、生活の中の大事なモノが変化して、見える本の文字の捉え方も変わったように感じます。

読書の夏
少しずつ私の積読が増えてきて、自室は幸せな空間になってきています。

今回もオススメの3冊をご紹介します。
※あらすじなどは、リンクをご利用ください。体験や感想のみになります。


■『君の恋のつづきを占おう』秋元 康

長女の中学校では、文化祭に古本市が開催され、学校の机の上に段ボールが並び、上から覗くように古本を覗いて、気に入った物があれば購入するというものでした。

古本が並んでいるの中、濃い内容の一冊が中学校にあったの事に驚いたのですが、それよりも家に帰ってきて、著者に驚いたのでした。

男性目線の内容にはなりますが、時代は変わっても、この本にはヒントが散らばっている一冊です。


■『文豪たちの口説き本』彩図社文芸部

コンビニの本コーナーはズルいと思う。

私はコンビニに行く度に、本コーナーを覗いてしまうのです。
もちろん、気になる本に出会わなければ、問題ないのですが、コンビニによってドンビシャな本コーナーがあると、手に取ってしまう。

長女と次女が文豪にハマる前に購入していたのですが、今ではすっかり文豪オタクな二人。
この本を長女に見せた時、ニヤニヤしながら、読んでいたのです。

「月が綺麗ですね」と、有名な言葉があります。
この時代のはっきりしているようで遠回しの言葉のチョイスは、私も好きなのです。

文豪たちの不器用な言葉のチョイスを楽しめる一冊です。


■『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』ヨシタケシンスケ

世界にたくさんの絵本がある中、私の家にある数少ない絵本の一つです。

ヨシタケシンスケさんの絵本は、読みやすいサイズなのと、子どもも大人も楽しめる内容になっています。

以前でもご紹介させていただきましたが、この絵本も仕掛けがあり、ぜひ読み終わったら、逆から読んでいただきたい!

日常の中に散りばめられている不安や悩み。
どうにも消化できない時、本を読むほどの元気がない時
など、この絵本はオススメです。


相変わらず、私目線の偏りのある、オススメの作品3冊をご紹介させて頂きました。

また本を読む時間が減ってきたように感じます。
お守りのように本は持ち歩いているのですが、どうも読む時間が作れない。

そう思った私は、横になりながらできるストレッチをする時間を読書に当てていたりします(笑)

読書の夏。
この夏、あと何冊読めるかな。

Nagiko

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