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フードバンクと一汁一菜とミニマリズム

6/22の北海道新聞に、このような記事がありました。

失業や病気で生活ができない方が生活保護を貰うことは当然の権利だし、フードバンクを利用する方がいても構わないと思いますが…何か釈然としないkina。
今回はこの記事から一汁一菜とミニマリズムが物価高による生活苦を緩和するんじゃないか?というお話です。


電気代が高くても、使わなければ何ということもない、という話

kinaがこの記事に釈然としなかった最大の理由、それはkinaの今月の電気代が2,310円だったということです。
ちなみに冬でも3,500円くらい。
2,310円の電気代が今の日本で高いといえる額とは思えないんだよなぁ…。
この状態で「電気代の高騰で生活苦」と言われても、kinaとしては「電気代2,310円で生活苦?」と捉えてしまうのはご理解いただけると思います。

こういうと「kinaはとんでもない節約をしている」と思われそうですが、余計な照明を使わないようにはしているものの、1日がっつりiPadを使い(この記事もiPadで書いてます)、iPhoneでゲームをしまくって、たまに裁縫をする時にアイロンを使ってて、無茶苦茶節約をしているとは思っておりませぬ。
冷蔵庫がありますので、冷蔵庫のない生活をしている稲垣えみ子さんには到底及びませんねσ^_^;

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考えられることとしてはTVと電子レンジ、ドライヤーと掃除機を持たないことにして、ご飯は土鍋で炊いて曲げわっぱのおひつ(とkinaが思い込んでるだけで実際は楽天のセールで買った曲げわっぱのお弁当箱)を使い、フローリングと畳なので掃除機を使わず棕櫚の箒でお掃除するから電気代がその分かかってないことくらいでしょうか。
それと、電気のアンペアを必要以上に上げてないことかと。

電気代が多少高かったとしても、家電を最低限にして電気を使わなければ電気代はかからないのですよ

kinaが買ったおひつのつもりのお弁当箱がこちら。
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一汁一菜で節約しても、土鍋ご飯と昆布のお出汁だとすごい料理に見えてしまうマジック(笑)

kinaのご飯は基本的に一汁一菜。
麦飯に具だくさんなお味噌汁に簡単なおかず。
こう書くと、すごく侘しいご飯に思えるかもしれませんが、「土鍋ご飯に納豆、昆布でとった出汁を使って、地元のハネモノ(規格外品)の野菜を使った浅漬けで一汁一菜」というと、途端に別の評価になってしまうのはなぜでしょうσ^_^;

うちの普通のご飯はこんな感じ。

一汁一菜で、1日どのくらいの食費になるか確認してみました。
変動がある肉や野菜のお値段はイオン北海道ネットスーパーの本日の価格を基準にすることにします。

まずお米。
5kgで1,850円のほしのゆめと、900gで500円の丸麦を1か月かけて食べてます。

1,850+500=2,350円。
2,350÷30=78円(小数点以下四捨五入)。
1日分78円。

お味噌汁。
高い部類でキャベツの豚汁。
使うのは豚肉の切り落とし、キャベツ、にんじん、舞茸。
なお、kinaは脂肪肝対策として野菜をたくさん食べることにしているという前提があり、1日の味噌汁はこれだけにするとします。

豚肉:150gで282円
キャベツ:1玉300円、1/4個使うと75円
にんじん:1本95円、半分使うとして50円(ざっくりな計算)
舞茸:98円
味噌や昆布、水代として、50円を見ますか。

282+75+50+98+50=555円。

安い場合だと豆腐の味噌汁。
使うのは絹ごし豆腐、えのきだけ、わかめ、油揚げ、豆苗

絹ごし豆腐:78円
えのきだけ:98円を半分使うとして50円(ざっくり計算)
わかめ:三陸産のカットわかめ35g428円のを5g使うとして、約61円
油揚げ:ローリングストックも兼ねて、「おだしがきいたきざみあげ」を使ってます。
100g228円、10g使うとして、小数点以下四捨五入で23円。
豆苗:98円だけど、リボーンを2回するから98÷3で33円(ざっくり計算)
味噌と昆布だしとお水分で50円。

78+50+61+23+33+50=295円。

そんなことはないのですが、毎月半分ずつどちらかの味噌汁にすることにすると

555X15=8323
295X15=4425
8323+4425+2350=15,098円。

ご飯と味噌汁だけとするなら、ざっくりですがこんな金額。

ここに納豆3パック98円として朝につけるならX10で980円だし、鰹節をかけた場合は12個198円なので198円X3なので、一汁一菜とすると食料品が高騰している中でもやり方によっては1か月20,000円くらいで足りることになりますね。

というわけで、一汁一菜は食料品の高騰に対する対抗策になり得ると思うんですよ。

節約してると言われても「土鍋ご飯に昆布の出汁からとった味噌汁に…」と言い出し、さらに豚汁と自作の浅漬けを出すと節約感がかき消されるこの不思議さよσ^_^;

そして、どうにもわからないことがある。
この新聞の記事は北海道新聞で、当然北海道のことを話題にしている。
フードバンクは札幌市の話でした。
それで、kinaが最近コープさっぽろの「ご近所やさい」という、地元の農家さんが作った(規格外)野菜を売ってるコーナーで買ったキャベツ1玉のお値段がこれ。

証拠品。中身は食べてる途中。

ちなみに大根ほとんど1本で117円だったかな?
なお、コープさっぽろは札幌にはたくさんあるので、こういう野菜が売ってない、なんてことはない。
実際にkinaもコープさっぽろ藤野店で野菜を安く買ってウハウハしてたことがある。
そして今やこのシステムがコープさっぽろだけでなく、ラルズやイオンにもありまして。

こういうのを使い倒したら食料品の高騰に対してもある程度の防御になると思うんですがねぇ…売ってるの知らないのかな?
そこが本当にわかりません。

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