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カールとアンリ、そしてルイが累々

イギリスのエリザベス女王の崩御に伴い、チャールズ皇太子がチャールズ3世として即位します。
改めてチャールズ3世の写真を見たら、「…お母さんそっくり」と思ってしまいました。
若い時には気づきませんでした。
「チャールズ」をラテン語読みするとカール、カール大帝と同じ名前なんですね。
思わず思ったのは、「イギリス王家も王朝は変わっているとはいえ結構歴史が古いと思ったけど、それでもチャールズという名前の王様はこれでまだ3人目なのね…」ということでした。
それをいうならエリザベス女王だってまだ2人目だと突っ込まれかねないですな。

イギリス王というと、やたらと「ヘンリー(フランス語読みだとアンリ)」という名前が多く、16世紀のエリザベス1世の父でもう既にヘンリー8世。
ちなみにチャールズ3世の次男もヘンリー。
それをいうならフランスのブルボン王朝はとにかく「ルイ」が累々。
太川陽介さんもびっくりなルイルイっぷりσ^_^;

特にブルボン王朝の最後の方はルイ14世は子供と孫に先立たれ、曾孫がルイ15世として王位を継ぎましたが、その王太子(グラン・ドーファン)と王孫(プチ・ドーファン)もみんな「ルイ」。
ついでにルイ16世の王太子も「ルイ(ルイ17世)」。
フランス革命を否定する気は毛頭ないですが、もしフランス革命がなく、今でもフランスに王制が続いていたら、「ルイ」という名の王様がどんだけ続いたのかは気になるところです。

話は思いっきり脱線しましたが、チャールズ3世がダイアナ元妃との離婚、カミラ夫人との再婚でイギリス国民の評価を思いっきり下げたのですが、精力的に仕事をこなすことでイギリス国民からの評価を回復していった話は素敵だし凄いと思います。
「ご自分のした行為に責任を取る」という意味でも。
エリザベス女王のご冥福を祈ると共に、チャールズ3世の下でイギリスにたくさんの幸せがありますように。

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