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共働き夫婦のメリット

今の時代は男女平等が当然というわけで、夫婦共働きという家庭も多いですね。
占い師という仕事柄、「専業主婦希望の婚活女性の本音」みたいな記事もインターネットで目にします。
その中で、「なるほど」と思ったお話をいくつか。

経済力が全てではないですが経済力は大切です、という話

専業主婦希望の方の話を伺うと、「小さい頃は親として(仕事をせずに)子供のそばにいてあげたい」という方が多いです。
それは決して間違っていないと思うし、実際に「子供に病気があって、働きたくても子供を優先して働かずに家庭にいる」という方もいらっしゃるかと思います。
それも仕方のないことだとも思います。

ただ、「いくら専業主婦希望でもご主人が亡くなったり怪我や病気でお仕事ができなくなった場合は奥さんが働くしかないよね、子供のためにも」という言葉には思わず「なるほど」と納得してしまいました。
「経済力が全て」とは言わないまでも、夫婦で共働きをしているご夫婦の場合は夫婦どちらかに何かあった場合のリスクヘッジができるわけで。
そういう意味では共働き夫婦というのは強いと思います。
旦那さんだけが働く家庭の場合、旦那さんに何かあったら収入を得る手段がなくなるわけですから。

よく言われていることではありますが、「年収1,000万円」というのは確かに高所得ですが、実は税金もたくさんかかる&奥さんに対しての控除が消えるので言うほど贅沢できるわけではないそうで。
それよりは「夫婦合わせて1,000万円」の方が税金の負担が少ない分、手元に残るお金は大きいそうで。
考えていらっしゃるご夫婦は、こういうところも考えているみたいですね。

歴史に見る、日本の共働き夫婦

「3食昼寝付き」と言われた専業主婦は、あくまで日本の高度経済成長の時期に家電が普及し、家事の負担が減ったことで使われるようになった言葉で、それ以前の専業主婦はとても大変だったであろうことは容易に想像が付きます。
多くの家庭は農業・漁業のような第一次産業に属しているので「家事をやった後は家業(農業や漁業)の手伝い」なんてのは当たり前だったでしょうし、第三次産業であろう商家だったとしても、お嫁さんはお店の顔として働いていたし、今でも「旅館の女将」は旅館の顔や看板というべき存在で、とても「3食昼寝付き」なんてなかったろうし…あったとしたら「あそこの嫁は怠け者」と言われてただろうし。

歴史を見ても日本は割と女性が働いていた時代が多く、平城天皇の愛人だった藤原薬子は旦那がいた上で宮中で働いていたし、平清盛の正妻の時子も宮中で働いて、子供は乳母が育ててました。

こういう歴史を紐解いたら、日本は女性も働くのが当たり前の国であったんだな、なんて思ったりします。
もちろん、専業主婦でいたいという希望があってもいいし、「専業主婦が必要な家庭」というのもあります。
ただ、「専業主婦なら旦那のカネで楽ができる」と考えているならそれは違うよね…と

そうそう、kinaが結婚に関して一番名言だと思ったのはこんな言葉でした。
「楽ができるから結婚するんじゃない、この人とならどんな苦労も乗り越えられると思える人と結婚するんだ」と。



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