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強いわけだよ、アメリカ軍は。

最近読んだ本の中でとても面白かったのがこの本。

たぬきねこが背中で寝ていた時に読んでいたら…本を読みながらついつい大笑いして、たぬきねこがついに背中から逃走するという。

まったく困るだにゃ。

マーフィーの法則ではないですが、どういうわけかたぬきねこが背中に乗っている時に見る本や動画はやたら面白くて大笑いすることが多い…。

自衛隊で見聞きした上での組織論や防災のライフハック、生き方について買って損はないな、と。
あと、「自衛隊の愉快な皆さん」があまりにも面白くてσ^_^;

本を読んでいて痛感したのは「…そりゃアメリカ軍さん、強いわぁ。強くなるわぁ」ということでした。
食料自給率が高い国は間違いなく戦争に強い。うん。
原油やその他鉱物を自国で生産・精製できる国は当然強い。そりゃそうだ。
アメリカは他国に輸出できるほどに食料自給率が高く、さらに原油も自国で採掘できる。
さらに経済力が底知れないくらいに強い。
S & P500(アメリカを代表する大きな会社500)を見るだけでも、とても太刀打ちできません。
この要素だけでも強い軍隊を作る素地があるのに、そこに来て最新の科学や心理学も駆使して兵士の質を高めようとしているのが行間から垣間見えて、改めて「うちのご先祖様、よくもまぁこんな国に戦争仕掛けたもんだ…こんなの勝てんわ…」という気持ちになりました。
それを言うなら、「ベトナムのゲリラはどんだけ強かったんだ?」という疑問も出てきますけど。
兵士にこういう教育している国、他にあるのかな?と本気で考えてしまいます。
あるとしたら、旧日本軍のインパール作戦を教材にしているイギリス軍くらいかな?

第二次世界大戦中でも、アメリカ軍は「兵士一人の命は3億の価値がある」と分析して、兵士の命を大切にして、士気を上げる作戦を立てていました。
その伝統が引き継がれて、その意識が最強の軍隊を作っていると思うと、何だか救われる気分になります。
どこぞの国は「カミカゼ」と言いながら兵士に特攻させてましたからね…。

そんなことを思いつつ、戦争が起こらないことを願ったりします。

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