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ネガティヴワードに誘われて、いざ室蘭へ

ある人から「室蘭の空は人を陰鬱な気分にさせる感じ。一度見に行ったらいいよ」と言われて、一度行きたかった室蘭。
室蘭によく行くという方に「室蘭にこう言われたから一度行ってみたくて…いい表現ではないけど」と言ったところ、「晴れてる日はそうでもないよ。ってか、苫小牧もそんな感じだし」と一切否定されず、むしろ言外に肯定され「ああ、どうしよう」と思いつつ必要な用事があって行ってみました室蘭に。
天気もちょうど曇り空。
今回の場合はうってつけですσ^_^;

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ぼくはもちろんおるすばんにゃ。おみやげはちゅーるでいいにゃ。ねむねむ。

伊達の方から行ってみたのですが、kinaは「伊達→登別→室蘭」と思い込んでいたのですが、実際は「伊達→室蘭→登別」で、自分の地名の覚えてなさに大ショックσ^_^;
高校生の時まで、「小樽の近くに千歳がある」と思いこんでましたが、「普段はあまり行かない場所」という言い訳があったとしてもこれはないorz
今回は新型コロナの感染を予防する意味で極力目的地以外の場所に行かないようにしていたので写真も撮れず、室蘭やきとりもカレーラーメンも食べてきませんでした。

室蘭は海沿いに大きな工場やコンビナートがたくさんあって、それが国道からでも見えるので、そういうのが好きな方はきっと楽しめると思いますし、歴史好きな立場としても、「ここが明治時代から日本と北海道の工業を支えてきた場所か…」と思うと、とても感慨深いものがありました。
ところどころ建物や設備が古くなって錆びているところもありましたが、それはそれで海風や歴史を感じさせる風情がありますし。
また、kinaは昼間に行ったのですが、「夜の白鳥大橋から見る夜景は絶対綺麗だろうな」と思わせるものがありました。
新型コロナが完全に終息したら、夜の白鳥大橋を通ってみたいものです。

それで、肝心の「室蘭の空はどうだったか?」というと…kinaにしてみたら空よりも、海の街のはずが海があまり見えず、三方から山が迫ってくる感じが圧迫されるように感じました。
後で室蘭の地形を確認したら「山が三方に見える」というのはさもありなん、という地形と気付きましたが…前世武人・軍人だったことが多いkinaとしては、室蘭みたいな「三方が山、後ろに海」という地形は怖さを感じるのかもしれません…鎌倉と一緒で天然の要塞としては強固だと思いますが、海を塞がれて一気に攻め落とされたら逃げ場所ないですからね。
しかも見通しが悪いので、こちらから攻めていくというのも難しい…って何を言ってるんだkinaはσ^_^;

「kinaとしては、空よりも山が陰鬱な感じ〜」と思って伊達経由で帰ろうとしたら、ちょうど伊達に差し掛かった辺りでいきなり空が明るくなって、ちょっとほっとした感じになったのはびっくりしました。
もしかしたらみんなが言っていた「陰鬱さ」というのはああいうことなのかもしれない…と。

何だかネガティブなことばかり書いてる気もしますが、室蘭は単なる観光だけでなく、そういう陰鬱さも楽しんでナンボの街なように思います。
また、それほど大きくない土地ではありますがホーマックやニトリ、イオンといった商業施設も多いので、この付近の観光途中で物資調達をするなら外せない街でもあると思いますし、夜の白鳥大橋は一見の価値がある場所だとも思います。
室蘭は一味違う北海道を楽しみたい方にお勧めしたい街だと思います。

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