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ハンガリー人との大恋愛の結末。中身の伴わないイケメンでした

1週間前、大好きなハンガリー君に会うため、またポルトガルに行ってきました。
会うのは3回目です。
今年1月の出会い、7月に再開し、もう終わりだなと思っていたのですが、それから色々とあり仲が戻りました。

▼出会いから7月の再開まで

私が彼の親友にたまたま絵をプレゼントしたのをきっかけにDMが再開。

彼は、自分が悪かった、君は何も悪くないと言ってくれました。
私の恋愛経験が全然無いのをくみ取ってあげられなかった。これまでの恋愛は女の人に甘えることばかりだったから、どうしたらいいかわからなかった、だそう。

電話もたくさんしました。
彼は次第に私をガールフレンドとかハニーとか呼んでくるようになり、私も愛されてるなと感じることが増え、また付き合う的な流れに。

彼は9月末にバルセロナへの飛行機を予約してくれました。
でもあと2カ月もあるから待てないねとお互いになって、リモートワークで比較的都合がつきやすい私がまたポルトガルに行くことに。

そして再度ポルトガルを訪れたのが先週の出来事です。

初日と2日目はとってもお互いに優しくできて、カップルぽい時間を過ごして幸せでした。

でも1回目の滞在同様、彼は昼2時過ぎまで寝ています。
起こそうとすると、僕は○連勤で毎日○時間働いて疲れているんだ、とキレ気味に言ってきます。
せっかく来たのにな~と思うも我慢する私。

彼がやっと起床して、ビーチに行こうとなったのですが、彼の親友と親友の彼女と4人で行くことに。
カイトサーフィンをする彼は、少し遠めのカイトサーフィン用のビーチに行く必要があり、車の免許が切れているので友達に運転してもらわなければなりません。
2人でビーチに行ってごろごろしたいと事前に伝えていたんだけどな。
前回同様、彼と過ごす時間は、彼の趣味と友達が優先されます。

そして悲劇だったのが、その親友の彼女が彼の元カノだということ。。(結局私の勘違いで、親友の彼女が彼の元カノの親友だった。それもそれでカルチャーショックだけど)
私と今年の1月に初めて会った直後から2~3カ月付き合っていたらしい。
私はそのころ彼のことが忘れらなくて大好きで、DM来るたびに悶絶してたっけ。
彼女いるから連絡できないとか言ってほしかったな、一人で何やってたんだろうと過去を悲しむもんもんとした2日目でした。

2日目の夜は私が日本食をつくる予定だったのですが、カイトサーフィンのあと帰宅が遅くなってしまったので、前日の残り物を食べました。
最終日の3日目、彼は、君はまた僕に何も作ってくれなかったね、と少しイラっとした様子で伝えてきました。
いや昨日作ろうとして作れなかったじゃんか、合意したじゃんか。

お分かりの通り、私たちの関係は彼が優位です。
もやもやしたことがあっても私は彼に何も言えないし、彼がイライラしていると何も言わず距離を置きます。

なぜこんなことが起こってしまうかというと!
彼があからさまに不機嫌な雰囲気を醸し出し普通に怖かったり、彼を好きがあまり、これ以上彼を不機嫌にしたくない、強く言って面倒と思われたくない、嫌われたくない、など思ってしまうのです。
以前彼が不機嫌なときに話し合おうとしたことがあるのですが、ゲーム中の彼は私に背を向けたまま返事をしてきました。
不機嫌中の彼に話しかけると自分が辛いだけだとその時から思うようになりました。

究極は、最終日私がメガネをなくしたとき。
既に雰囲気は悪くなっていたのですが、見つけたら教えてほしかったので勇気を出して彼に話しかけました。
ずっと怒っているんだかなんだかな彼は、私の呼びかけを2回無視。
3回目で何?と言ってきて、メガネの話をすると、
彼:あそこは探した?あそこは?あそこは?
私:いや、探したんだけどなかったんだよ。だからもし見つけたら教えてね
彼:誰かが盗んだと思ってるの?
は????????こいつの思考回路はどうなってるんだ。

これでも27歳という事実に頭を抱えます。

言葉だけでなく行動でも愛を感じることはたくさんありました。
彼のことがとても好きだったので、飴のときの彼が本当の彼だと都合よく解釈して、鞭のときの彼は無かったことかのように脳内処理してしまっていました。
でも、正しくは、彼は顔の良いモラハラ赤ちゃんだったのです。
中身の伴わないイケメンだったのです。

結局、バルセロナへの帰り道で私は自分の気持ちに疲れ果ててしまい、インスタで彼のことをブロック。
着いたら連絡してねというメッセージが来ており、さすがにそれは返さないとかと思いブロック解除。

家に着いて、返事する前に寝てしまいました。

翌日起きると彼から怒涛のメッセージが。
彼:なんで返事をしないの?もし12時までに返事がなかったら君の友達に安否確認するからね
私;今起きたごめんね家ついてるよ
彼:OK、でもなんで僕をブロックしたの?
えーーばれてるーーーー私は鍵アカなので一度ブロックすると向こうは私を再度フォローする必要があったようです。バレないと思ってた。

ブロックの言い訳も特に思いつかなかったので、
・すべてを受け入れてしまう自分に疲れた
・大切に扱われていないと思うときがあった
・そしてお互いに話し合うのを避けていた気がする
など、本音を伝えました。

結構な時間がたってから、君の気持ちに気づかずにごめんね、僕もそう思う、僕たちの関係が上手くいかなくてごめんねといった返事が返ってきました。

バルセロナへの帰り道で、いや彼と過ごした最後の1日から、もうこの関係は心に悪すぎて終わりにしようと思っていましたが、あ~とうとうお別れの時が来たなと悲しかったのを覚えています。

新しい世界を見せてくれてありがとう、出会えてよかったです、そんな返事をして、8カ月以上の私の大恋愛が終わりました。
でもバイバイだけは送れなくて、メッセージを入力するところにbyeという文字が残ったままです。

なんでモラハラ赤ちゃんな彼がこんなに特別に映るかというと、ただただ、私が人生で初めて死ぬほど好きになった人だったからです。
恋愛初心者の自分にしては、すべてがロマンチックすぎました。
一生忘れないんだろうなと思います。
死ぬ間際の走馬灯に出てくるはずです。

でもただ忘れないだけで、もう好きじゃないです!!
日本の友達スペインの友達みんなとても優しくて悲しみも薄れてきたし、人生楽しんでいる姿でも見せつけて、向こうが悲しめばいいと思っています。
彼の腕に私の手書きの「海」タトゥーが入ってるのはまじでどんまい!
タトゥーを見る度に私を思い出して悲しめ!

ってことで、9月は念願のモロッコ一人旅にでも行ってきます(^^)

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