ハタラクヒトの頭の中/INTERVIEW vol.2 田中 勇祐 氏
傍楽出版(ハタラクシュッパン)の山中 真琴です。
ここでは、活き活きとハタラクヒトに色々なことをお聞きしてます。
今回は、複業家として二足のわらじを履く、Lステップマーケターの、田中 勇祐 氏にお話を伺いました。
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きっかけは鬱病になったこと
━━ 田中さんは、活き活きと働かれていますが、元々そうだったのですか?
実は、新卒で入社した会社では、長時間労働と人間関係が原因で鬱になりました。僕は、リフォーム会社で飛び込み営業をしていたのですが、3年目に理由があって部署変更をして、それから毎日7時から23時まで、土日も休みなしで働いていました。かなり縛られた働き方で、上司との関係も悪かったです。その中で、夜も仕事のことを考えて、眠れなくなったり、感情に起伏がなくなったりして、最終的に身体を壊してしまいました。そこで一社目は辞めました。
ただ、生きていくためにはお金を稼がなければならない。なので、転職活動をし、外資系の会社で働くことにしました。外資系の会社が、自分の人生観を変えてくれました。なので、ある意味で、鬱病になったのが転機でした。
外資系の会社で変わった人生観
━━ 外資系の会社は、どんなところだったのですか?
ワインの海外インポートの会社だったのですが、とても自由な会社でした。再び営業職として働いたのですが、売り上げが上がっていれば、直行直帰してもOKだったのが印象的です。前職と比べてやってることの規模が大きかったり、これまで触れたことのない海外の文化を経験したり、とにかくインパクトがありました。自分がいかに狭い世界で生きていたのかに気付きました。こんなふうな働き方があるんだと驚きでした。
また、これまでの自分は会社のために働いてきたけど、自分の人生のためには働いていなかったということにも気付きました。
ただ、この仕事自体は、とても楽しかったのですが、漠然とモヤモヤとしていました。このまま会社にずっといて、ある程度のところまでいくと幸せに過ごせるだろう。ただ、「自分が死ぬ時に後悔しないのかな?」と考えるようになりました。そう思った時に、やりたいことをやっておきたい、まだ30歳手前だから、どうにでもなるだろう思い、辞めることにしました。そして、同じような想いを持っていた友達と一緒に、27歳の時に1年間、無職になりました。
そして、27歳。無職
━━ 1年間、どんなことをしていたのですか?
海のそばで友達と過ごしてましたね。バックパッカーとしての旅もしました。アホみたいな経験を1年間して、とても楽しかったです。昔から、夢を語り合っていた友達と一緒だったので、当時の夢を叶えていきました。その間、人生についても考えましたね。
その友達は、自分のやりたいことを追いかけるため、会社を作って夢に向かって行動し続けています。当時の自分は、その時は明確にやりたいことはなかったけど、場所に縛られない働き方はしたいと思うようになりました。それができるのってどんな仕事なのかということを考えた時に、ウェブ関係だと思ったので、28歳の時に、ブログを始めました。
━━ なぜブログを選んだのですか?
当時は、ブログが儲かるというふうに言われていて、不労所得になるとも言われていたので選びました。働き方にこだわっていたので、正直ウェブ関係だったら、なんでもよかったです。ただ、今でこそ月3万円の収入になっていますが、当時は良くて1万円でした。転職についての記事をメインに書いていましたね。「仕事で不幸になるなら転職しろ」ということを伝えていました。
複業家として、二足のわらじを履く
━━ 現在は、どんな活動をしているのですか?
現在は、二つのお仕事をしています。
一つ目が「Lステップ」という、LINEのマーケティングツールを使ったお仕事です。Lステップの構築代行と、Lステップを使って、商品サービスを販売をしたい人向けへのコンテンツを作って販売しています。元々は、構築代行のみをしていたのですが、続けていく中で、LINEを使って自分の商品サービスを売りたいという需要が多いことを知ったので、そちらも始めました。Twitter等でのフォロワーが少なくても、LINEを使うことによって、マネタイズができます。
二つ目は、福祉のお仕事です。
将来的には、WEBのお仕事のみでいきたいのですが、現状の生活費のために、安定した収入を得る手段として福祉のお仕事もしています。
━━ 会社員をしながら何かしたい人や、複数のお仕事をしたいという人が増えているので、良いロールモデルですよね。
福祉のお仕事は敬遠される方も多いのですが、時間を有効活用したいなら、ありだと思います。
なぜかというと、夜勤は収入が高いです。そして、拘束時間は長いのですが、隙間時間を活用することができます。僕が働いているところは、15時間拘束ですが、隙間時間にノートパソコンで複業をしても良いし、寝ることもできます。そして、一晩入ると1万5000円の収入なので、月8回入れば、複業の収入と合わせて、十分生活することができます。
Twitterでの出会い
━━ Lステップはどのようにして知ったのですか?
Twitterで知りました。30歳の時にやまもとりゅうけんさんの「人生逃げ切りサロン」で、Lステップの存在を知りました。当時は、まだまだ知られていなかったので、このタイミングで学べば、後からスキルを学びたい人に教えることができると考えて、学ぼうと思い「ワンダフルステップ」に入会しました。
━━ ちなみに、Twitterを始めたのはなぜですか?
当時ブログを始めた時に、SEOだけだとブログへの集客が危ないと言われていたので、始めました。Twitter自体は、当時1年続けても、フォロワーさんが300〜400人くらいで、結局ブログは、SEOから伸びましたね。
元々は、ブログのためにTwitterを始めましが、結果的にTwitterを通じて、Lステップに出会い、Twitterからもお仕事の依頼が入ってくるようになってよかったです。
場所に縛られない働き方がしたいし、伝えたい
━━最後に、今後の展望を教えてください。
沖縄の海のそばに庭付きの家を建てて、そこでパソコンをいじりながら、仕事をして、好きな時に旅行にいきたいです。そして、ノマド的な働き方をしていきたいと思っています。
また、複業していても稼げていない人がいるので、そういう人たちをサポートできるようになりたいです。その人たちの生活が豊かになるように、Lステップを構築したり、コンテンツ販売の知識をお伝えしていきます。また、今後、自分がサポーターとしてもっと活躍できるようになったら、サポートのやり方も教えていけると思います。
僕は、「何をするかではなく、どういう働き方をするか」が大切だと考えています。仕事のために働くのではなく、人生を豊かにするために働く人を増やせるような仕事をしていきたいです。あと、こんな生き方に共感してくれる人と結婚したいですね(笑)
━━何をするかに着目しがちですが、どういう働き方・生き方にフォーカスするのも大切ですよね。田中さんの夢、応援してます!今日は、お時間いただいて、ありがとうございました。
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田中 勇祐 氏
Yusuke Tanaka
滋賀県生まれ。愛知県の東海学園大学を卒業後、営業会社に勤務。3年目に人間関係と働きすぎで軽い鬱になり退職。転職活動をして外資系企業に転職して、仕事の考え方を変えられる。27歳で無職になり、1年間友人と昔からの夢を叶えながら自分の人生を考える。「場所に縛られない生き方をする」と志ざし、WEB関係の勉強を始める。28歳で生活費を稼ぐために福祉の仕事をしながら、副業で転職系ブログ運用を開始。365日毎日更新を続ける。30歳でLステップを始めて、副業収入+20万を達成。その後、コンテンツ販売を始めて31歳でコンテンツ販売でも月25万の副業収入を獲得して、現在に至る。
SNSでは、Twitterをベースに「ユウスケ@LINEマネタイズの鬼」という名前で活動。
Twitterアカウント:https://twitter.com/1002_t_yusuke
CREDIT
Interview & Text:Makoto Yamanaka
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