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愛する人を幸せにするということ

おはようございます。完全寝起きのなぎです。
スタエフの友達が送ってくれた配信を聞いていて
どうしても言いたいと思うことがあったので、めちゃくちゃ寝起きで
顔パック中ですがキーボードを叩いています。

人にはいろんな考え方や個人の思いがあるから
これは私個人のアンサーです。
不快になる人がいたらごめんなさい。

その配信では歳の差婚の話になった。
私は夫とひと回り歳が離れている。
今年、私は40代半ばに差し掛かり、夫は30代前半。
出会った時、私は30代半ばに差し掛かる頃で夫は新社会人だった。
もちろん当時、お付き合いをするような関係になるなんて
ましてや結婚をするなど微塵も考えていなかった。
ところが、出会って2年くらい経った時
お互いがお互いの中で特別な存在になった。

私たちの馴れ初めを話したいのではない。

12歳離れていると精神的にも肉体的にも
生涯を共にする上で不安なことや相手に申し訳なさを感じるのではという
歳上側の心の葛藤についてだ。

もちろん歳の差だけじゃなくて、年齢男女問わず機能的に子供が望めないや
難治性の病を抱えているとか、精神的に大きな不安を抱えているとか
家族に障害者がいるとか・・・

ちなみに
元夫の妹は重度重複障害者だった。
もちろん結婚した時も、離婚した時も彼女の存在が
私の決断に影響するということはなかった。
むしろ彼女のおかげで私は天職と思える福祉の道に進む決断をさせてもらった。
だから、私は家族に障害者がいることをマイナスに捉えたことはない。
これは勘違いされたくないので先に伝えておく。

どんな理由にせよ
誰かと付き合ったり、結婚したりという決断をするときに
葛藤の種になってしまうものを抱えている人はいると思う。

ただ、例えば借金を抱えているとか、治療可能な性病だとか
自分で動けばなんとかなることなら、なんとかしてから決断せぇ!とは思うが。

夫と付き合う時にも、付き合っている最中にも幾度も歳の差について考えた。
ベタな言い方をすれば「未来ある若者が私なんぞと・・・」と。
もっと釣り合う人がいるとか
私と付き合うことで彼の可能性を狭めているとか。
一人で考えても答えが出ない問題を悶々と考えていた。

その話をする度に彼はとても悲しい顔をした。
むしろそれを言い訳に本当は違う理由があって
別れたいのではないかと疑っていた。

恥ずかしながら
付き合い始めた当時、30代の私は年齢の問題で
妊娠が難しくなるかもということに思いが至らなかった。
若かりし頃に一度流産した経験もあり、私は妊娠できると思っていた。
もちろん「早くしないと」くらいの思いはあったが。

色々なタイミングの問題で籍を入れたのが41歳になってしまった。
いよいよ妊娠は難しいと気づきながらも、芸能人の高齢出産の話題に触れては
まだ大丈夫と思っていた。
医学の力を借りれば、すぐに授かれる。
そう思っていた。

現実はそんなに甘くなかった。

病院でブライダルチェックを受けたところ、私の卵子の残り数が少なかった。
41歳当時、45歳相当の卵子しか残っていなかった。
この詳細は難しいので今は省くが
とにかく私はまた夫への申し訳なさを感じ始めていた。

私たちの不妊治療は思うように進まなかった。
その度に私が自分の年齢のせいだと
私じゃなければあなたは我が子を授かることができるかもしれないと
そう夫に吐露すると、夫はとても悲しい顔をした。

私が、年齢や身体的な問題で私自身を否定する時
夫はとても悲しい顔をする。

当時20代の彼が好きになってくれた私は
年齢関係なく「私」個人そのものだった。
彼より12年長く生きて、彼よりちょっと長い人生を歩んできたらからこそ
できあがった私を彼は愛してくれたのだった。

それなのに私は、愛してもらっている自分を否定した。
愛してくれている人の前で。

逆の立場だったら?
こんなに悲しいことがあるだろうか。

自分が幸せであるということは誰が決めるのか。

私が幸せであるということは私が決めることだ。
私たち夫婦には子供がいない(まだ諦めてないけど)
頑張ったのに妊娠しないと可哀想だとか、不幸だとか慰められることがある。
大きなお世話だ。
妊娠していないけど私は今も幸せだ。

では、夫の幸せは誰が決めるのか?
夫の幸せは夫が決める。私じゃない。
夫が12歳年上の私といることが幸せだと思っているならば
私にできることは一つだ。
なるべく長生きする。

「自分は○○だから付き合わない方がいい」というのは
もし別れを迎えることになった時に、自分が傷つかないための言い訳に過ぎない。
自分本位だ。
全てを知ってもなお自分を愛そうとしてくれているなら
一歩踏みだしてもいいと思う。
うまくいかない時は、どんな理由でもうまくいかない。
それは二人の問題であって、あなた一人の問題ではない。

未来の話をしよう。
過去に何があっても、現在進行形で何かを抱えていても
未来の話をしよう。
未来が短いかもしれない?
それでも未来の話をしよう。
何年も先の未来じゃない。
明日、この人といられたら笑って過ごせるか。

あなたを愛してくれる人は
あなたの全てを愛してくれる人だ。

あなたが愛している人に
愛されている自分を否定しちゃいけない。













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