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70代両親の終活。家問題と墓問題

両親の終活。父と母それぞれの想い

両親はもうすぐ70代を迎えます。
先を見据えて終活をしたい母と、なんとかなるだろうの父。

母は体が元気で気力があるうちに色んなことを決めて行動したいと思っています。
父はその時になったら考えればいいだろうと思っており、両親はよく意見の違いで喧嘩をします。

けれど少しずつ色んなことを考えたり、話したり、行動することになりそう。

実家のリフォーム

実家は持ち家、築年数は40年弱です。
外壁塗装工事は定期的にしており、トイレとガス周りはリフォームしました。

そろそろ手をつけたいのはお風呂と洗面周り。
古い家なので、浴槽が深く、年を重ねていくと使いにくく危険です。
洗面所も床もかなり古くなっているので、リフォームをする方向に話が進んでいます。

当初父は、そんなにお金をかける必要がないと断固拒否していました。
母と私は、リフォームするなら金銭的にも気力的にも寿命的にも今が最適だという考え。
どこかに引っ越す予定もないし、子どもたちと同居する可能性もなし。
そうなると、両親が住みやすいようにリフォームが必要です。

介護が必要になったらさらにリフォームすることもあり得るけど、怪我をしないために今からできることもしておいてほしい。

数年話し合った末、まずは業者に見積もりを出してもらうことで話が進んでいます。

両家の墓問題

両親は首都圏に在住していますが、実家はどちらも地方。
お墓も地方にあります。

母方の墓問題

母方のお墓は継ぐ人がおらず、どうしようかと話し合っている最中。
生きているうちに墓じまいをしたい母と、考えることが面倒くさい母の姉。

子どもたちに託されても困ってしまうし、管理できる人もいない。
お金もかかることだけど、母の姉は母と年も離れていて考える気力がない様子です。

父方の墓問題

両親が入る予定のお墓は九州地方。
その場所には未婚のおじが住んでいます。

今後お墓を管理する人もいないし、頻繁に通うことも難しい。
父の出身地ではありますが、今の両親の拠点は首都圏です。

当初父はそのお墓に入ると断固譲りませんでした。
母は、子どもたちがほとんど来てもらえないところに入るのは嫌だと。

まだおじが元気なので、3人で今後お墓をどうするのか話し合ってほしいところ。

父は長男だから、普通なら九州地方にあるお墓を継ぐのが一般的ですが現実難しいです。
首都圏に新たにお墓を買うのか、本家のお墓はどうしまうのか。

今後色んなことを決めていかねばなりません。

空き家問題

リフォームだけでなく、家問題もあります。

父方の実家は父がお金を出して建てた家。
今はおじさんが住んでいますが、亡くなったら継ぐ人はいません。

母方の実家はすでに空き家。
売りに出していますが、過疎地域でもあるので買い手がみつかりません。

両親の家もきっと今後、私と兄弟が考えていかねばなりません。

空き家問題のニュースを目にすることがありますが、これからもっと増えていくことでしょう。
家じまい、墓じまいとしまうことが多いのも大変です。

そんな両親の姿を見ながら、私たち夫婦もどうしていきたいのか考えていきます。

両親の終活の手助けを少しでもしていきたい娘の想いでした。

ブログ:https://nagi-life.com
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