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やらない病・完結先延ばし・上達について

小説を書き上げたので、投稿をしたはいいものの既に訂正したくて仕方がない病気にかかっている。
普段投稿した小説についてはノータッチで、書き直すのは同人誌に再録する時ぐらいしか思いつかない。一応投稿前にプレビューで読み直すなどしているけれど、それについても前提として自分の小説のことが好きなので気にならないというか……そう、気にならない。些細な間違いに気づかない。

好きなものを書いているからだと思うのだけれども、まあこれはまずい傾向だと思う。
努力というものをそこまでしないでも小説のことは適当なレベルにまで書けるようになってしまったので、そこからどうやって上達すればいいのかわからない。ずっと独りで書いてきた。読者もそこそこ……かも? なぐらいにはいて、もっとたくさんの人に読んでもらいたい! と思いつつ、適度な人数には見られていることがわかっていたのでそこまで求めていなかったというか。
とにかく、ちょうどいい世界にいたのだ。自分にとって満足するレベルに属せる程度には。
まあそれはそれとして感想はいつでも欲しい。それとこれとは別。

ある程度のレベルに達してからどのように上達をするのか、という問題については誰しも壁として直面するのではないかと思う。
上達は闇雲にやってもいけないし、上手い方法と適切な方法があると思っている。今の所格闘ゲームがその壁として直面している。闇雲にやっているので上手くならない。だから次に見据えなくてはいけない壁としてやってくる小説の上達についても、闇雲に書いているだけでは上手くならないだろう、と思っているのが現状だ。
ただ格闘ゲームと小説には大きな違いがある。それはレベルとしての上達が可視化されているかいないかだ。
格闘ゲームはレベルとして可視化される。ランクマッチシステムが該当する。けれど小説にはランクマッチが存在しないし、ジャッジをする存在は人間で、個人の好みに左右される。
好みに左右されるというのは偏った書き方になるのだけれども、基準値というものが小説にはない。もしかして私が知らないだけで存在しているのかもしれないのだけれども。
小説には基礎としてやるべきことは書かれていたとしても、応用には途方もないバリエーションが存在している。文章が反復横跳びするけれど、格闘ゲームだってそうだ。応用が星の数ほど存在している……のだけれども、ジャッジが存在しているのが大きい。小説にも詳細に語れば公募の優劣・基準というものがあるが、基準値が公募ごとに公開されているわけでもないし、公平とは言い難い。公募の裁定者とも言える下読みの人々だって好みや読みやすい文章があるだろうから。

こんな話を書いているのも同人誌ではなく公募というものを目指していくのだと決めたからだ。けれどこういう時に壁だとか、上達について考え始めるときりがない。執筆を妨げる要因になるからだ。
事実として今の自分は小説の本文を書いていない。書いたほうがいい。案ずるより産むが易しだ。書いても修正をすればいい。ただそれだけのことなのに。
もうちょっと上手いことができないかな~と思い続けるのは結局のところ思考停止なのだから、さっさと書くべきだ。でも(もうこうやってごね続けると思うのだけど)プロット段階でまだまだ詰められる部分があるんじゃないかな~と思うので、今週までは詰めるようにやっていきたいな~ということにしておく。もう本当にごねている。

結局のところ完結には妥協と締切が必要なのだと思う。完璧な作品に少しでも近づけようとする貪欲さも必要だ。上達ってもしかしてそういうこと?
日々書くことをやらんといけないな~とぼんやり、習慣づけについても思いを馳せながら、来週からFF14やギルティギアの大会などであわただしくなることに気づき、やっぱり今しかなくない? と思うのだった。

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