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見た目に気を使うのは「安心してほしい」から

頼れる人ってどんな人?
会いたくなるってどんな人だろう?
顔を見るとホッとする人ってどんな感じ??
今の仕事を始めてから自分の中でずっと自問自答している。

不潔な人だと生理的に無理ーって思っちゃうし、不機嫌そうだと緊張する。
仏頂面だと話しかけにくいし、話を聞かずに一方的に決めつけてくる人に悩みを相談するのは躊躇われる。
あと人によるかも知れないけれど、なんだかすごく疲れてる感のある人や幸薄そうな人に頼み事をするのは気がひけてしまう。

そう考えると、信頼できて安心できる人って
・清潔感がある
・いつも元気で笑顔
・ちゃんと話を聞いて寄り添ってくれる
・優しそうで話しかけやすい
っていうのがポイントかも知れない。

いわゆる『モテる』人に通ずる話だけど、目的は別に恋愛じゃない。


私は医療を仕事にしている。

仕事で関わるのは同じ職場で働くスタッフだけではなく、主に患者さんたちだ。
「患者さんのために何が出来るか考え続けるのがこの仕事」という言葉を新人の頃に先輩から頂いた。
その時は知識や技術の研鑽を絶え間なく続けなくてはならないという意味だとしか思っていなかったけれど、それだけじゃない。
いくら知識や技術があったって、「この人には頼りたくない」「この病院にはかかりたくない」と思われてしまったら、私は何の役にも立てない。
病院で働いている人=ちょっと近寄りがたい
そう思っている人、実は意外と多い。
声を大にして言うけど、そんなことないぞ。大丈夫だぞ。

辛い時は助けを求めてほしい。
困っていることがあるなら相談してほしいし、安心してほしい。
私は患者さんの力になりたくてこの仕事をしているんだから。

私はちゃんと「あなたの力になりたいんです」って伝わる人になりたい。

『優しそうで話やすそうで頼りになる、安心できる人』でいたいから、不潔ではいけないし、不機嫌な顔をしているわけにはいかない。


自分磨きの理由はみんなそれぞれにあるだろうけど、私のテーマのひとつは『優しそうで話やすそうで頼りになる、安心できる人』になること。

できるだけ元気で優しい笑顔を向けるために、今日もコンシーラーでクマを消して、ナチュラルだけど明るいアイシャドウで目元を優しくしている。

自分磨きの明確なテーマはちゃんとあったはずなのに、多忙に負けて自分のことを見失ってる日々に自戒をこめて。

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