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団塊世代のためのパソコン塾

毎日が楽しく充実した日々になるパソコンスキル

この本は2014年2月にアマゾンでキンドル本(電子書籍)として出版したものです。

執筆から10年が経過しパソコンスキルに関する記述が時代にそぐわない内容となってしまっており、加筆修正が必要と感じておりました。

そこで、この度2014年版として改訂版を執筆することと致しました。

目次

はじめに

私のパソコン塾の特徴

   全国どこにもない異色のパソコン塾
   全てを自分でやろうとしない
   自分のリタイア後の準備
   格好よく生きるためのパソコン塾

第一部 発信

第一章 出版までの道すじ

第二章 基本的なパソコンスキル

   ブラウザー
   メールソフト
   ファイル管理
   オンラインストレージ
   あなたは使うだけ

第三章 卵の話し

第四章 ブログ

   ブログとは
   ブログのために必要なスキル
   豊かなコンテンツに

第五章 フェイスブック

   フェイスブックとは
   ブログとフェイスブックの違い
   フェイスブックを利用する理由

第六章 ユーチューブ

   ユーチューブとは
   ユーチューブチャンネル

第七章 スマートフォンとタブレットPC

   モバイル端末
   通信速度
   スマートフォン
   タブレットPC

第二部 拡散

第一章 SEOとは

第二章 読者を増やす

   ブログは待ちのメディア
   自分が訪問者になる
   フェイスブックと連動させる
   設定は自分でやらない

第三章 友だちになる

   SNSで知り合い友だちに
   むやみに友だち申請しない
   プライベートな情報に注意

第四章 ラインでつながる

   ラインとは
   ラインでつながる

第三部 出版

第一章 調査

   出版に対する考え方
   発信開始前に行う調査
   出版時に行う調査

第二章 電子書籍データの作成

   電子書籍データのフォーマット
   表紙の画像データ

第三章 キンドルへの出稿

   アマゾンアカウントの取得
   登録作業

最後に


はじめに


たった20分程度で読み終えることができるこの本は、あなたがパソコンに対して抱いていた不安や難しさを取り除いてくれることでしょう。

あなたはあまりにも多くのことをマスターしようとして、パソコンを難しいものにしてしまっています。

シニアの方にはシニアの方なりの使い方があるのです。

パソコンは万能箱です。

何でもできますが、見方によっては何もできない。

昔、ワープロという文書作成専用機がありました。

文章を作成することに特化したワープロは使うのも簡単でした。

文書の保存場所も決まっていました。単純でした。

パソコンでも「ワープロソフト」は使えます。

ですが、インストールと設定という作業が必要になります。

保存場所は自分で選択できます。つまり複雑化しました。

パソコンは何でもできます。

ですが、何でもできるがゆえその万能箱は最初は空っぽなのです。

必要なソフトをインストールして、更に各種設定という作業が必要になります。

真っ白な紙にあなたの使用目的を書き込んでいかねばなりません。

メールの送受信でさえ、設定という作業を完了した後でなければできないのです。

設定、設定、設定。

真っ白な紙が真っ黒になるまで使用目的(設定)を書き込んで、やっと使えるものになります。

ことパソコンに関して言えば、世の中は不親切です。

それらの設定を自分でやれとぶ厚い取扱説明書を渡されます。

パソコン教室に行っても、設定方法を教えられます。

その設定作業は専門家がやれば数分の作業ですが、素人のあなたが自分でやると数時間かかってしまう厄介なことなのです。

パソコン教室の料金は競合他社との兼ね合いで設定されます。

まずどこよりも安いという発想で決められるのです。

そして料金からレッスン内容が決められていきます。

その料金ですからサービスは不親切です。

あなたが特に苦労せずにパソコンを楽しめるようになるためのパソコン教室は、残念なことにいまの世の中に存在しません。

あなたにとってパソコンとは楽しむためにあるのに。

団塊世代の先輩方、長い現役生活お疲れ様でした。

さて、あなたは現役を引退することにより、一生食べるに困らないお金と膨大な時間を手に入れました。

でも、毎日どうされていますか?

退職間もない頃は、それまでにできなかったこと、やりたいと思っていたことに忙しかったかもしれません。

また、引退したと言っても、仕事関係の付き合いが暫くは続いたかもしれません。

でも、1年もするとどうでしょうか?

毎日が楽しく充実した日々になっていますか?

あなたは、現役引退によりお金と時間を手にすることができましたが、同時にとても大切なものを失ってしまいました。

自己表現の場です。

社会的に地位の高かった人ほどこの損失は大きいと言えましょう。

「マズローの欲求段階説」をご存知でしょうか?

アメリカの心理学者・アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものです。

5段階とは

1.生理的欲求

2.安全の欲求

3.所属と愛の欲求

4.承認(尊重)の欲求

5.自己実現の欲求

のことを言い、一番高度な欲求が「自己実現の欲求」です。

現役生活時代は会社のため、家族のため、そして自分のために頑張って来ました。

頑張ることは大変ですが、これは「自己実現の欲求」を満たす行為なわけです。

「もう頑張らなくてもいい」

現役を引退したあなたは、もう頑張る必要がなくなりました。

確かに「楽」にはなりましたが、この状態は「楽しい」ことではありません。

世の中に必要とされていない。

そんな毎日が男にとって楽しいわけがありません。

前置きが長くなりました。

私はパソコン・スマートフォン塾の先生です。

私の塾は全国に存在するどこのパソコン教室とも違います。

ワープロとかエクセルとか資格・検定を取得するプログラムなどありません。

私の塾は「目標を提供しその目標を実現するために必要なパソコンスキル」を伝授する塾です。

そしてその目標とは「電子書籍を出版する」ことです。

それも、今ではなく2年後にです。

なぜ「電子書籍を出版する」という目標を持つことが、「毎日が楽しく充実した日々」になるのか。

この本はその理由をパソコン塾の先生という視点で解説したものです。

文中ではパソコンスキルの具体的なことにはあまり触れません。

パソコンスキルに関しては是非私のネット塾に入塾して下さい。

この本では「毎日が楽しく充実した日々」になるために、パソコンやスマートフォン・タブレットPCがどのように活用できるのかというお話しをしていきます。

※私の塾に関しては、以下のサイトでご覧いただくことができます。

「永塚パソコン塾 80歳までネットで稼ぎ続ける!」

URL:https://resta61.com/


私のパソコン塾の特徴

■全国どこにもない異色のパソコン塾

現役時代、あなたにとってパソコンとは、仕事上の必要に迫られて学ばなければならない億劫なものでした。

ですが現役を引退した現在、あなたにとってパソコンとは、懸命に学ばなければならないものではありません。

現在のあなたにとってパソコンとは楽しむためのオモチャのはずです。

世の中に多くのパソコン教室が存在し、あなたにパソコンの使い方を教えてくれます。

では、人はなぜお金を払ってパソコンを学ぶのでしょうか?

・資格を取得して就職を有利にするため
・仕事を効率化するため

主なパソコン教室のメニューを見れば、そんな受講生の欲求を満たすものになっていることが分かります。

・ワード講座
・エクセル講座
・パワーポイント講座
・インターネット/メール講座
・フェイスブック講座
・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)対策講座
・日商PC検定対策講座
・サーティファイ認定試験対策講座

残念なことですが、そのメニューの中に「日々を楽しく充実させるため」というプログラムはありません。

反対に私のパソコン塾は、全国のどこにもないその「日々を楽しく充実させるためのパソコンスキル」というクラスしかありません。

本来ならパソコンを学ばなくてもよい環境にあるあなたがパソコンを学ぶ理由。じっくり考えてみたことはありますか。

例えばあるパソコン教室に入り「ワード講座」を受講したとしましょう。

「ワード」とは文章を作成するためのソフトです。

通常、パソコン教室の「ワード講座」はワードというソフトの操作方法を習得することを目的とします。

ワードは機能が実に豊富で、市販の解説本は300ページ程のボリュームになります。

「ワード講座」のテキストもそれなりのボリュームになることでしょう。

ただ単純な文書が作成できればという目的で「ワード講座」を受講したはずなのに、「ワード講座」を受講したことにより、また「学ばなければならない」環境に逆戻りしてしまうのです。

「学ばなければならない」環境は、楽しいものではなく、億劫なものです。

今一度あなたに問いかけたいと思います。

あなたがパソコンを学ぶ理由です。

「~がしたい」、この「~」とはあなたの好奇心であり楽しいだろうと思うことです。

ただ残念なことに世の中のパソコン教室はあなたの希望を叶えてくれません。

限られたメニューを選択するしかなく、本当なら学ぶ必要もないことを押し付けられます。

いまのあなたにとって、パソコンとは楽しむためのオモチャのはずです。

苦労したり、かじりついて学ばなければならないものではありません。

そこでわたしはパソコンをオモチャ感覚で楽しむためのパソコン塾を作りました。

生活の中で、こんなことができたら楽しいよ、便利ですよというパソコン塾です。

言わばパソコンを学ぶ理由を教えるパソコン塾です。

冒頭で「私の塾は「目標を提供しその目標を実現するために必要なパソコンスキル」を伝授する塾です。」と書きました。

そして、その目標は「電子書籍を出版する」ことだとも書きました。

男なら誰でも憧れる自分の本を「出版」するという目標は、あなたの日常を楽しく充実した日々に変えることでしょう。

そして、2年後に出版する準備として「発信」を開始するにあたって、あなたは生活の中でパソコンスキルを身につけていくのです。

またそのスキルとはかじりついて学ぶものではなく、「発信」を楽しみながら覚えていくものなのです。

あなたにとってパソコンは億劫なものではなく、生活になくてはならない最高のおもちゃになってしまうことでしょう。

どうですか、少しワクワクしてきましたか?

■全てを自分でやろうとしない

パソコンを簡単に楽しむ秘訣は無駄な障害を除くことです。

実は空っぽの万能箱(パソコン)をあなたが簡単に楽しめるように満タンにするのは私の仕事です。

レストランに行ってフルコースを堪能して下さい。

ただ座って次々に運ばれてくる料理を堪能して下さい。

今のあなたはそのフルコースをご自分で作ろうとしています。

高級車に乗り、三ツ星レストランで食事ができるあなたがすることではありません。

世の中のパソコン教室は大衆食堂です。

私の塾は三ツ星レストランです。

そんなサービスを求める限られた人々に向けた日本一高額なパソコン塾を作りました。

■自分のリタイア後の準備

私は53歳になりました。65歳で現役を引退するとしたら残された現役生活はあと12年しかありません。

その12年間で老後の生活が心配ないお金を残せたとして、として、その後の数十年をどう生きるか。

1年があっという間に終わってしまう現在、12年後なんてすぐ先のことに思えてきました。

私が子供の頃、60歳はおじいさんでした。

だが今は違います。

とても7年後に自分がおじいさんだとは思えません。

いや、70歳になっても自分をおじいさんとは思わないでしょう。

それに現在はいい呼び方があります、そう「シニア」という呼び方です。

このシニアという言葉にはイメージがある。

私にとってシニアとは「お金に困らず悠々自適に暮らす」というイメージがあります。

自分もそんなシニア生活を夢み、準備を始めることにしました。 シニア生活を「毎日が楽しく充実した日々」にするための準備を。

それは現役引退後の目標を設定すること。

その目標とは「電子書籍を10冊出版する」ことです。

売上などにこだわらなくてよい、趣味を極めた娯楽本を10冊。

ある趣味を2年間で極め出版をし、また次の趣味を見つけ更に2年間。趣味を極めた娯楽本を10冊出版するのに要する期間は実に20年。

そのためには人生を全うする瞬間まで、最新デジタル機器の使い手であり続けなくてはいけません。

ボケてる暇などないのです。

男は「格好よく」あり続けなくてはいけないと私は思います。

80歳になって、スマホやタブレットPCを使いこなしている姿は実にカッコイイ。

さて、私のリタイア後の話はこれぐらいにして本題に移りましょう。

■格好よく生きるためのパソコン塾

とは言っても私がリタイアするのはまだまだ先の話です。そこでリタイアするまでの目標を立てることにしました。

それは、「塾生2000人に出版していただく」という目標です。

「毎日が楽しく充実した日々」を過ごしていない人に魅力的な本など出版できません。

つまりは「毎日が楽しく充実した日々」を過ごす人々を2000人創出するという壮大な目標です。

パソコンやモバイル機器を使いこなし、最新の媒体に発信し、支持され出版に至る。

その日々は間違いなく「楽しく」、「充実し」、「格好いい」。あなたはその候補者の一人かも知れません。

IT機器は人々の生活を便利に豊かにするためにあります。

挑戦もせずに難しいと決め付けその恩恵を放棄してしまうことは、豊かな人生を放棄することに等しい。

いま一度マズローの欲求段階説を持ち出しましょう。

「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」

あなたがIT機器を使いこなすことで「毎日が楽しく充実した日々」を過ごし、「格好いい」シニア人生を送るお手伝いができればと思い、この本の出版を決意しました。

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