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ノベリスト 第8話

第3章 赤い新月

その1

-携帯小説サイト 物語のiらんど

ハンドルネーム 赤い新月-

幼い頃から、縛られることに興味があった。

   紐で自分の身体をぐるぐる巻きにしたり、陰部を紐で締め付けたり、そういうことを一人で親に隠れてこっそりやっていたりしていた。

   小学五年生の時に、少しサディズムの傾向がある女友達に、手錠を掛けて縛ってもらったことがある。

  あの時初めて、股間が濡れた。

  それ以来、私は常に「縛られること」への妄想を生きる糧にしていた。

  そして、今正に、その願望が実現されそうである。

   私は彼に、縛ってもらい、処女も捧げようと思う。

  しかし、縛られた時に上手に喘ぐことができなかったり、濡れてなかっら多分、お仕置きとして処女喪失はお預けなのかもしれない。

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