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ノベリスト 第9話
第3章 赤い新月
その2
-携帯小説サイト 物語のiらんど
ハンドルネーム 赤い新月-
私は今、下半身だけ裸である。全裸になることは、彼が許さなかった。
彼は私に目隠しをした。そして猿轡を噛ませた。ゆっくりと彼は私の両手を紐で縛った。私の股間は既に濡れていて、いつでも彼のものを受け入れる準備はできていた。
両手の紐の食い込みが心地いい。彼は私の両手の紐をさらに縄で縛って、それをハンガーラックみたいなものに繋いだ。私は吊るされて宙ぶらりんになり、身体の自由が効かない。
やがて「ブイーン」という小さな音と共に所謂大人のおもちゃらしき物体が私の身体に接近してきた。それは私の身体を嬲るように愛撫する。
「ああっ...」
私は思わず声を出した。
「声を出すな、豚!」
すかさず彼の冷たい指令が私の耳に入る。
それを聴いて私の股間はまた濡れる。
「お前が本当に欲しいものは、すぐには手に入らない。欲しければ言うことを聞けメス豚!」
「はい!」
彼の指令は冷徹だったが、私は嬉しくて随喜の涙を流した。
もう、このままずっと縛られて身も心も彼の下僕になりたかった。
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