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カゴメ株で高校生が株式投資を学ぶ2

ケチャップやウスターソースを投入していき、少し混ぜる。我が家のタコミートは少し野菜が多めかもしれない。

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小さいころから子供が野菜を食べなかったのでどんな料理にも多めに刻み野菜を入れるのが習慣になっている。大人にとっても体にいいからそちらのほうがいい。味を調えながら、株主優待の話でもしてみよう。

父:この前、カゴメから株主優待が来たでしょ?ゆうパック。おぼえてる?

息子:いや、みてないよ。なんかいつもいろいろ来るしわかんないよ。

スマホを見ながら返事する我が子。きいてくれよ。でも、粘り強くいくしかないわな。それに、そのほかにもボツボツと株主優待が届いているし、興味がなければわからないよな。自分が頼んだものでもなし。

年に一度もらえるカゴメの優待

父:そうだよな。カゴメから届いてきてるんだよ。スマホで「カゴメ 優待」でググってみろよ。

息子:めんどくさいなー。へえ、こんな詰め合わせくれるんだ。

父:そう、カゴメは株主に感謝の気持ちを込めて、年に一度自社製品の詰め合わせを送ってくれるんだ。2,000円分のね。中に入っているのは、ケチャップ、野菜生活の紙パック、ドレッシング、そのほか新商品などだね。

父:俺は100株しか持ってないけど、1,000株以上持っている株主はもっとたくさん入っている商品を送ってくれるよ。6,000円分だったかな。結構な量だよね。そして、セット内容は毎回変わるんだ。だから、今年はどんな優待が入っているのかな?とあける楽しみがあるんだよ。

父:人間、ちょっとしたものでもプレゼントもらえるとうれしいし、日本だと昔からお中元とかお歳暮とか、プレゼントを贈りあう習慣があるのでそれに合っているのかもしれないね。

息子:へー、そうなんだ。これは注文してもらえるものなの?

父:いや、会社がくれるプレゼントだよ。これをもらえるのが楽しみで投資をやっている人もいるぐらいなんだ。

株主優待をもらうにはどうすればいいのか?

息子:タダならうれしいよね。いつもらえるものなの?

父:株主優待を送る株主を決めるための日があって、その日に株主になっていれば、自動的に住所あてに送ってくれるんだよ。カゴメの場合には、半年以上、6月と12月の月末に株を持っていればOKだ。といっても、ずっと買ってから売買してないからあまり意識したことないけどね。

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息子:じゃあ、本当に持っているだけなんだね。

父:そうそう、もらうほうは楽だけど、実は裏側では結構人力で作業していて大変なの。まあ、その話はいいや。

株式投資はやはり売買益と配当金がメイン

父:本当は株式投資は売買益や配当金をもらうことを目的とすべきで、株主優待はオマケ。保有している結果としてたまたまもらえるぐらいの感じで投資するのがいいんだよ。

息子:そのわりには優待が来たらよく大騒ぎしてるよね。これがどこどこの株がくれたものだとかなんとか、この前も吉野家でなんかさわいでたじゃん。お母さんも最初は聞いてたけど、最近はフーンて感じだよね。

父:。。まあ、そういうこともあるさ。さ、もうすぐできるぞ。

とろけるチーズを入れて、フタをする。しばらく待って出来上がりだ。

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(次回に続く)

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