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一次情報に当たるクセをつける


こんにちは、長田淳司です。

毎月私は1回中学生・高校生向けに ボランティアで株式投資の基礎的な知識を教えています。

思い返してみますと、私は小学校の時から周りの方に様々な知識を教えていただきながら、無事ここまでやってこられました。

そろそろ私も40歳になりますので、これまでのキャリアから得意なことであり、かつお役に立てることをやっていきたいと考えていたところです。

この話を友人としたところ、株式投資の基礎を学生向けにやると面白そう、という声が上がったので始めたものです。

さて、今月の勉強会では、実際に株式投資を始めた方が多いということで証券会社の口座の見方や四季報の見方、そして用語説明などをしました。具体的な内容はブログの方に譲るとしまして、今回は情報の見方について共有しました。

一次情報にあたるクセをつける

株式投資で生き残るためにはなるべく一次情報に接する様にしています。情報が最も正確で、かつ自分で考えることができるからです。

もっとも、一次情報に当たるということは、株式投資のみならず、情報処理が関連するすべてのことで大切です。

では、具体的に一次情報とは何か。それは、情報の発信源から得られる情報のことです。

株式投資を例に挙げて説明します。トヨタ自動車の決算を知りたいとします。

ヤフーやみんかぶで出てくるまとめニュースで情報が配信されています。これは元々の決算情報を経済誌の記者がまとめ、その意見が反映されているものになります。つまり二次情報です。

一次情報とは、トヨタ自動車の決算で言えば、ひと手間かけてトヨタ自動車の Web サイトに行って実際に内容を確認する、または適時情報開示サービスによって中身を確認するということです。

二次情報は精度が落ちる

二次情報は情報に意見が入っているほか、そもそも間違っている可能性も高まります。情報というのは、伝わっていく間に少しずつ内容の正確性が失われていくものです。

経済誌も責任をもって編集をしていますから、数字の間違いというのはあまりありません。しかし、将来の情報についてはあくまで意見です。じっくり自分の判断基準ができていればいいのですが、慣れないと他人の意見に流されてしまうこともあります。

フェイクニュース予防になる

インターネットでは、様々な情報を瞬時に取ることができるようになりました。と同時にフェイクニュースに騙されるという可能性も高まっています。新聞であれば、掲載される情報について、複数人で裏取りをしますから、それなりに情報の信頼度が高いのです。

しかしインターネットであれば、一人の力で気軽に配信出来てしまいますから、情報の正確性がまるで担保されていません。

不正確ならまだしも、意図的に作り出されたフェイクニュースに騙される可能性も出てきます。フェイクニュースに騙されないため、そして自分の頭で考えるためにも、一次情報に接する習慣を付けるのがこれからを生き抜く若者には不可欠な能力です。

もちろん、情報リタラシー、とりわけ一次情報にあたるというのは、若者だけでなく30代以降の社会人も身に着けるべき大切なスキルであるのは言うまでもありません。

まとめ

今回は一時情報に触れることの重要性についてシェアしました。SNSは便利なので、そこだけで完結してしまいがちです。

しかし、情報の正確性というのは子強く意識していないと、いつか足元救われる気がしています。

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