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ドイツ戦は運が良かっただけなの?

大方の予想を覆し、日本代表が緒戦を勝利で飾りました。

碌なニュースがない中でこれは朗報、嬉しい限りです。日本代表の皆様、お疲れ様でした。次節も期待しておりますよ。

さて、お越しくださる方も、ここ数日は日本勝利の話題で持ちきりです。

明るい話題で話が弾むのは結構なことですが、皆さん、口を揃えて「運が良かった」と仰るのです。


なるほど、運ですか。

とりあえず、決勝点となったゴールを振り返ってみましょう。


オフサイドラインギリギリですね。もう一歩前にいれば、アウトでしょう。逆にもう一歩後ろにいれば、守備に引っ掛かります。つまり、早すぎず、遅すぎず、完璧なタイミングなのです。

次に、ロングパスを足元へトラップ、これも文句のつけようがありません。難なくこなしているため簡単そうに見えますが、レベルの高いプレーです。

さらには、大柄なドイツ人から執拗にチャージを受けても怯みません、ぶれません。まったくもって素晴らしい。

最後に、殆どない間隙を突いてゴールネットを揺らしました。これは「お見事!!」という他ないでしょう。脱帽です。

以上4点(なんらなら直前のロングパスを含めて5点)は全て難易度が高く、ひとつでもミスがあると得点に結びつきません。

確かに、運を味方につけなければ実現しないスーパープレーですね。

まだ大会の序盤ですが、カタールW杯のベストゴールになるのではないかな。いや、サッカーに詳しいわけではありませんけど。


運によって、勝敗が左右されるケースがあることは否定できません。

とはいえ、それは「拮抗した実力」であることが前提条件になります。

あまりにも、双方の実力に差があると、さすがに運だけで勝敗を覆すことは不可能です。

ようするに、「日本サッカー界はサッカー先進国に迫りつつある」そういうことだと認識しております。

世界よ、これが日本のサッカーだ!(1度言ってみたかった)


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