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学習における視覚支援の必要性

子どもたちの学習に視覚支援というのがいかに有効か、というお話。

息子(小1でほぼ定型発達)のエピソード。
彼は数とか数字とかにとても強い興味を示していて、算数の計算問題などを最近は解きたがります。

A4用紙に20問という感じでプリントアウトすると、1桁+1桁(繰り上がりあり)くらいまでは計算が頭で出来るようになってきています。

ところが、です。
本人が「もっと増やせる?」と言ってきたので、A4用紙に30問という量に増やしてみました。
すると…解けなくなるんですねぇ。
不思議ですが、そんなものなのです。

ちょびっと彼が解く様子を見ているだけなので、正確なことは言えませんが…
「問題と問題の行間が狭くて数字を目で追いにくくなる」
「情報が多くて注意力が散漫になる」

彼の様子からはこの辺りが想像できます。

という具合に、今の彼にとっては恐らくA4に20問くらいまでなのでしょう。
ちょっとした情報量の過多で出来ることが出来にくくなるという事もあるのです。

単に「理解している」「理解していない」というだけでなく、学習の理解度の評価は、こういう事も含めて考えていきたいものです。


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