マッチングアプリ④

いい人はいる

永ちゃんと呼ばせてもらおう。
スタバで私がたかちゃんのことを愚痴ったのを面白そうに聞いてくれ「名刺を渡してくれなかった！」って言うのを気にしてか「これ名刺だよ」
そこには博多駅近くの会社の住所が書かれてありました。
ネット検索はしなかったけど、ちゃちな嘘っぽい名刺じゃなかった。
永ちゃんに似てるな～ってか似てるって言われるよね？と聞いたら照れた感じで、そうだね～なんて話していたと思います。
彼女いないのがおかしいな、とお尋ねしたら「転勤で別れることになったんでマッチングアプリしてみた」ってことで納得～だよね～～
ちゃんとしてるもん！
「子供も大きくなって応援してくれてる」お子さんいるんだ～( ..)φメモメモ
東区のほうに住んでいて週一でマーケットに買い出し、天神で買い物したりして週末終わる感じだよ、なんてことも聞いて、どんなところに住んでるのか想像してました。

また会いましょうってことでお別れ。
翌週またデートとなりました。
その間もLINEがちょくちょくいい感じできてました。

私は高塔山ウォーキングを毎週の楽しみにしていてSNSにアップしていました。
永ちゃんも見てくれていいね、してくれてました^^

翌週、永ちゃんとデート。
永ちゃんは「ビリケンストックで靴を買おうと思う」と、前回の大名でのお買い物に続いて今回は靴のお買い物です。
楽しいショッピングでしたが、私が何となく体調がすぐれなくなり・・・おかしいなぁ～と早めに解散させてもらいました・・・なして(・・?

三回目のデート
あるのか・・・？
そういえば永ちゃんと会うのは天神が多い。
車でどっかに行こうって話は出なかった。
私が車持ってるから私の車でもよかったんだけど・・・
とってもいい人なのに、なぜかピントきていない・・・なんででしょうね・・・

高塔山に上ってSNSにアップ。
永ちゃんにも「また高塔山です」みたいなLINE送った。
いい人に出会ったのに、ウキウキしない・・・
なんでだろう～なんでだろう～ななななんでだろう～なんて考えてたら永ちゃんから「画像が前回と同じ？」ってLINEが・・・
え？どういうこと？
ってアップした画像見たら先週撮った高塔山の画像と今週の画像を間違えてたみたい・・・永ちゃん鋭い！てか結構見てくれている？！
ごめん、間違えてた＞＜と慌てて送りなおしたけど、もしかして「わからないと思って同じの送っちゃえ」なんて思われたかな？とか思いました・・・
私は毎週北九州の実家へ帰ってました。
休みごとに北九州・・・片道二時間近く・・・
相続でもめたけど、高齢者二人にしておくには不安が・・・
滞在時間30分でも毎週帰ってました。
マッチングアプリやって、どんどん出会わないといけないのに、貴重な休みを実家に費やすなんて(/ω＼)
永ちゃんいい人なんだけど、なんですっごく楽しいって思えないのかな、と不思議だったけど、早く結果出していかないと永ちゃんにも悪いな、と。
LINEでやり取りしていたら、その時は突然やってきました！
何の気なしにやり取りしていて話の流れ？から「付き合ってください」というLINEいただきました。
キターーーーーー
どうしよう・・・

「お友達でよかったら」
と返信しました。
ああ、これで最後だなってわかりました。
なんて返信きたかもう覚えてないけど「それはナイ」だったか「ごめん、友達はいらない」だったか、なんかそんな感じ。
彼女ってステイタスじゃないなら不要的な。
ですよね～
適当に時間つぶし的に会うって、ねぇ。マッチングアプリだもんね。はっきりしないと次に行きにくいですよね（もちろんそうじゃない人も中にはいると思います）。

あっさりと永ちゃんとはお別れとなりました。

惜しかったかな～つっちーは「永ちゃんいいじゃん！いままでで一番いいよ！どうしてだめなんだよ？冷静に考えな」なんて永ちゃん推しだった(笑)つっちー一度も会ったことなくて、私の話だけでイメージ固まっとるやないかいｗ

つっちーと二人で餃子屋で餃子買って、つっちーの家で餃子をパクパク食べながら、永ちゃんがたかちゃんと違っていかに素敵かをつっちーを通して教えてもらいました。
だけど
だけれども
なんかねぇ・・・
ダメンズをまた引きずっていました。
自己効力感が低下しまくっていたのかなぁ
「あいつ今頃パフェたべてるよ」とかなんとかいう本をつっちーからすすめられたんで、図書館で借りて読んだ。
いじめたほうなんて、とっくの昔にいじめたことなんて忘れてパフェでも食っていい気になってるっていうような話。
納得
だと思う
たかちゃんはパフェ食べてるんだと思う
そして私はいじいじ卑屈になって、どうでもいい思い出をねちねち思い出して悲しんでる。
ヒロイズム丸出し？！あほやね・・・暇やね・・・

永ちゃん、今はどうしているでしょうか。

つっちーはほどなくして彼と結婚しました。
「入籍しないと不便なんだよ。何かあっても結婚してないとダメダメばっかり。入籍しなくて同じような権利だったり、手続きできればいいんだけど。結婚してないって【選ばれてない女】【結婚してもらえない女】ってことだからね。よく考えて。自分がえらばない、じゃなくて、選ばれてないんだからね。結婚してもらえない、って事だよ。いくら私が結婚したいと思ってないなんて言っても戯言だよ。結局は入籍させてもらえない、って目で見るよ。」
と、未入籍の私に説教ではないけど、世の常を教えてくれた。
まぁアンコンシャスバイアスかかりまくりかもだけど、現実そうだもんね。
つっちーは彼のいる北海道の雪の中でウェディングフォトを撮るらしく、しょっちゅう北海道に行っていました。

二人でおいしいもの食べてる写メをよく送ってくれて「どや」って感じで楽しさおすそ分けしてくれてた。

ときおり「佐藤水産」と書かれた箱が届き「北海道のおいしいもの」を送ってくれたりもした。ありがとねぃ～

永ちゃんの次はだれだったかな・・・