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one time, one life

生きていると腹が減る。
腹が減ると戦ができないので食事をする。
この思想はいつの時代からあったのだろう。
知る由もないが、自分がその循環の中に在ることで、たまらなく生を実感する。
あ、別に変な人じゃないですよ。

と言いつつ、変じゃない人間って変だなぁと思っているので、他人に「変な人」と思われるくらいがちょうど良かったりするのかもしれない。

食べることは生きること、みたいな言葉を聞いたことがあるようなないような。
実に的を射ていると思う。
極度のダイエッターですら、いずれ何かしらを口にする。人間ってきっとそういう風にできてるんだ。

近年、Uber eatsをはじめ、デリバリー系の飲食サービスがどんどん馴染んできている。
便利な世の中だ。
たまーに、本当にたまーに利用するけど、待ち時間はやはりワクワクする。男の性だろうか。

あのワクワクに性別は関係ないって信じてます。

郵便受けにUber eatsのクーポンが入っているのをよく見る。
そりゃまぁ嬉しいわけで、やったぜって感じで受け取って入力してみる。

すると大抵初回限定で入力できないのだ。
彼らも商売でやっている以上、そこまでの不満はない。
ただ、もう少しだけ期待を持たせないで欲しい。

だってさ、パッと見て1,000円OFFとか書いてあったら期待するじゃん!それが人間じゃん!
OFFれるならOFFりたいじゃん!
2回目以降のクーポンも兼ねてるしワンチャンイケるんじゃね?

ってね!!!!!


まぁ説明をよく読めって話なんだけど。




限りなく透明に近いほどの淡い期待を込めて、僕らは今日もまた使用できないクーポンのコードを打ち込む。

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