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エッセイ

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大事にしたいこと、考えていること、伝えたいこと…など。
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#複雑性PTSD

対処行動としてのタバコについて

対処行動としてのタバコについて

わたしはいまタバコを吸っている。

長島=タバコ
のイメージがないようで
喫煙者だと言うとたいていの人に驚かれる。

もちろん
なんの考えもなく吸い始めたわけではない。
今日はその話を書きたい。

新たな対処法を探していた

リストカット、処方薬od、過食嘔吐
それらを
複雑性ptsdの対処法にしていたわたし。
でもどれも
わたしの心を削るものだった。
だから
心を削らずに、対処法になるものを

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「いま元気」は「ずっと元気」とイコールではない。

「いま元気」は「ずっと元気」とイコールではない。

ひさしぶりに職場に顔を出した。
自分の処方箋を出して、薬を受け取る。
「最近どう?」の問いかけに対して
「年明けに入院するんです」と答えた。
そしたら言われた。

「そんなに元気なのに、入院するの?」

悪意がないことは分かっている。
でも、わたしの心に深く刺さって抜けなくて
「あー、世間一般から見たら、わたしって平気そうに見えるんだなあ」
なんて、卑屈になっている自分がいる。

全てを理解しても

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三度の輸血と、対処行動としての自傷について。

三度の輸血と、対処行動としての自傷について。

2月1日
11月29日
12月20日

この1年の間に
三度の輸血を経験した。
すべて
自傷(リストカット)が原因の貧血で。

2月はヘモグロビン(Hb)4.7
11月はHb6.3
12月はHb7.3
で、数値的には2月が1番しんどかったはずだけど
12月16日になった貧血(※貧血になった日と輸血した日に若干のズレが毎回ある)が
人生初の“目の前真っ白になって倒れる”を経験して
3回の中で1番やば

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複雑性PTSDと自傷のこと。

複雑性PTSDと自傷のこと。

わたしは1年近く大きな精神科の病院に通い
精神科界隈では有名な先生に診てもらっている。

わたしはその主治医のことを
いまでは心から信頼し
何でも話すし、何でも相談している。

投薬治療にあまり前向きでなかった主治医に
いまの思いを伝えて
薬のチカラも借りたい、というわたしの思いを汲んで
処方してくれるようになったのも
いまの関係ゆえだと思っている。

前の病院では一度も告げられなかった病名。

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