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【憧れが憧れでなくなったとき】


タイトルでいろいろ想像した方もいるかもしれませんが
今日も絵についての話です


日本の絵に関する教育において
そっくり描けることがかなり重要視されてます
特に形・色・陰影が


絵において
形・色・陰影がどれほど重要か?
これについてはっきりした例を示します


これらを無視した芸術が
日本には昔からあります

それは・・・水墨画です

水墨画は形を自分の中で消化したあと
単純化させて
一気に筆で描きます

というより
和紙の上では
迷っている暇はありません

複雑すぎれば
そこで勢いが止まり
すぐに滲んで失敗します

現代では
水墨画で写真のような絵を描く人がいますが、


あれは
鉛筆、木炭、その他の画材の
代わりに墨を使ったというだけで
水墨画ではありません

色は言わずもがな・・・

陰影も
無視してます


ここで質問です!
水墨画には良い絵はないでしょうか?

そんなことはないですよね?

中国から渡ってきたこの芸術表現方法は
日本に浸透し、
浮世絵などに変化していった


それを明治だか、大正だか知らないけど
西洋の写実主義に憧れた人達が
教育に取り込み
従来の素晴らしい芸術表現を追いやってしまった

面白いことに
同じころ、西洋では
浮世絵や水墨画に注目された

当時は確かに新鮮で衝撃的だっただろうけど
今や憧れは憧れではなくなっている

誤解のないように付け加えますが、
写実的な絵が悪いわけではありません

何が間違ったのかというと
良い絵の要素を一つの主義に頼ったことが
間違いだったのです

主義とは表現方法のことを言い
○○主義とは
一つの表現方法でしかない

良い絵の要素は、そんなとこにはない
ということに気づかなかったことです

水彩画は水を使うという点で
水墨画と同じ表現ができます

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