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「どんな時代もサバイバルする人の「ビジネス力」養成大全」を読んだ
はじめに
読書慣れしていない自分にとってはすんごいページ数だった。
今の自分が興味無さそうな項目は多少飛ばして読んだ。
さまざまなビジネス本からのいいとこ取りなんだろうなぁとか考えながら読んでいたけど、内容自体はとても良いと思った。
紹介されていた古典(菜根譚とか論語とか)は気になったので読んでみようと思った。
本に書いてあることは社会人として人として至極真っ当なことで、やって当然なんだろうけど、実際に行動に移すには中々ハードルが高いものばかり。
だからこそこの本に書いてあることを実践している人は社会人としてとても優秀だしそれなりの地位につくことが出来るのだと感じた。
以下は引用を交えながら自分が感じたことを書いていく。
この記事は引用を交えた感想となるのでネタバレを気にする人は見ないほうが良いかも。
感想
ほかの人よりも少しだけ多く勉強を積み重ねると、ものの見え方が違ってくる
小宮一慶
学生時代は社会人になったら勉強しなくて済むぜ!やったー!とかお気楽な考えを持っていたけど、むしろ社会人になってからが勉強の本番。
勉強しないとお賃金アップに直結しないから。
エンジニアとしての、ものの見え方という観点で言うと、学べば学ぶほどWebサービスの中身(使用技術とか)を想像したり考えたりできるようになったり出来るので面白い。
しかし、つよつよエンジニアと自分とのレベルの違いも思い知らされるので、人間は一生勉強しなくちゃならない生き物なんだなぁというのも痛感させられる。
人は関心のあることしか、目に入りません。だとしたら、 関心の幅を広げることです。無理矢理にでも関心の幅を広げるには、新聞は最も手軽で良い教材となります。
小宮一慶
自分は新聞は読まない(というか取ってない)んだけど、関心の幅を広げるのは激しく同意。
フロントエンド以外のトレンドであったり技術も抑えておくことで、点と点がつながって理解が深まることはあるのかなぁと思う。
問題解決を徹底すれば、新たなものが見えてきます。つまり、 キーワードは「徹底」です。深くやる、こだわってやる、ということです。
小宮一慶
仕事でよくわからんエラーにハマることがあるんだけど、諦めず徹底的に調べてトライ・アンド・エラー繰り返したら理解が深まるなぁとは思う。
そして、エラーから解決までのログをアウトプットすると尚良しって感じ。
知っている道と知らない道があったら知らない道を歩くなど、 ふだんから、新しいものにチャレンジしていくと、ものがよく見えてきます。
小宮一慶
チャレンジと言うほどではないけど、散歩に関しては決まったルートは行かず、毎回違うルートであったり、ここ通ったことないなというルートを選択するようにしている。
これは単純に面白いのと毎回同じルートだと飽きるからっていう理由ではあるけども…。
よく分かっている人からレクチャーを受けたら、ものの見え方が違ってくることもあります。もっとうまい人はヒントだけを与えて、ものが見えるように考えさせます。
小宮一慶
本当に頭が良く、とある分野にとても精通している人から物を教えてもらうと、自分が欲しい物を取得するために上手いこと導いてくれるってのはすごいわかる。
お腹へっている人間に対して魚じゃなくて、魚の釣り方を教えるっていうアレができている感じ。
日常生活の中での、ちょっとした疑問をそのままにしないで、調べてみましょう。
小宮一慶
疑問を疑問のままで終わらせないっていうのは、勉強するための第一歩なのでめっちゃ大事よね。
で、調べていくとまたわからない事が出てきてまた調べるの繰り返しで全然終わらないの。
時間や状況を決めてインプットをルーティン化すること。
小宮一慶
一般的なビジネスマンは電車の中で読書したり新聞読んだりするんだろうけど、自分は在宅ワーカーなのでジムに行けなかった日はエアロバイクを漕ぐので、そのときにKindleで本を読むようにしている。
逆にジムに行った日は寝る前にソファに座りながら1ページでも読むようにしている。
インプットする能力は、アウトプットをともなうことによって、飛躍的に上がります。
小宮一慶
学生時代の勉強がそうだけど、教科書読むだけじゃ頭に入って無くて、テストが終わったら忘れていたなぁ。
ガッツリ本を読む時間が取れないから少しずつにはなっているけども、読んだらこうして感想であったりメモを残すようにして少しでも脳に刻むようにしている。
「やる気の高い時間」を持つために、もう1つ大事なことがあります。それは、目的・目標を持つこと。これによって、やる気の高い時間は確実に増えます。
大全小宮一慶
わかりやすい目標は資格獲得であろうと考えているので、AWSであったり基本情報技術者の資格は取りたいとは思っている。
ただ、資格勉強をするとなると勉強に関係のない本を読んだりアウトプットをする時間が減ってしまうのが悩ましいところ。
最も重要なテクニックは、「最初に基本を学ぶ」こと。遠回りのようでいて、これがいちばん早いのです。
小宮一慶
素振りをロクにしない人間がボールが飛んできたときにまともに打てるわけがない。
フロントエンドエンジニア初心者でいうと、いきなりフレームワークに手を出すのでは無く、MDNのウェブ入門からやったほうが後々になって応用が効く。
なぜならフレームワークがどうやって動いているのかが頭の中で少しでも想像出来るから。
決まった時間に同じことを長く続けることの成果は、計り知れません。決まった時間にやるようにすると、習慣化しやすいのです。
小宮一慶
西川きよし師匠もおっしゃっている「小さなことからコツコツと」。
1日10分でも5分でも勉強するのとしないのでは数年後に大きな差が出てくると思う。
個人的に習慣化のコツはとにかくハードルを下げる事だと考えている。
ダイエットなら、筋トレできない日は散歩をする。
散歩ができない日は自宅でエアロバイクを漕ぐ。
エアロバイクを焦げない日はストレッチだけでもやる。
ストレッチができない日は「なかやまきんに君」考案の世界一浅いスクワットを10回やる。
とにかく無理なくやれることをやる。
将来、拡大しそうな問題の芽は、小さいうちに摘んでおくこと。それが、ビジネスにおいても人生においても基本であり、最強の問題解決の方法なのです。
小宮一慶
プロジェクトで利用しているライブラリのバージョンなどは早めにアップデートする。
アップデートは基本的に大変だけど、日頃から少しずつでもやっておくと大きな問題にはなりにくい。
ただし、それ相応のコストはかかる。
素晴らしいひらめきをする人というのは、多くの場合、ふつうの人とは違う引き出しを開く人 のことです。
その引き出しをどうつくり、どのように中身を整理し、そして、それとは一見関係なさそうな刺激があったときに、その引き出しを開き、中身を取り出せるか?
が、発想の原点なのです。
小宮一慶
読書は一つのジャンルだけではなく、自分の仕事にあまり関係の無いジャンルの本を読んで引き出しを多くする。
そして読んだ内容をアウトプットする。
プログラミングで例えるなら、普段はフロントばかりやっているけど、バックエンドやインフラを学んでアプリケーションの全体像が掴めるようにしておくのが良さそう。
ふだんからアウトプットする習慣がないと、「発想力」はだんだん枯渇していきます。
発想があるからアウトプットするのではなく、アウトプットする習慣があるから発想が生まれてくる のです。
小宮一慶
インプットだけでは発想力は生まれにくいってことかも。
ZennやQiitaを読んでも、何か作りたいっていう欲は湧くけども、実際に何か作ってからのほうが、あの機能追加してみようとか、参考記事には載っていない機能を作りたくなる。
そしてその機能を作るのにまた調べるので勉強にもなる。
何事においてもそうですが、とくに「発想力」については、体調が重要です。ルーティンワークなら体調が悪くてもできるかもしれませんが、良い発想となるとむずかしい。
小宮一慶
仕事でエラーとかでハマった時、勤務時間では解決しないけど散歩中やお風呂や寝る前に、解決法を思いつくことは多々ある。
そしてそれを翌日試してみると意外と上手くことも多い。
これを体調の良い時というと悩ましいが、少なくとも頭がパンパンではなく多少なり心と体に余裕がある状態の時に「発想」するのかもしれない。
うまくいったときほど、「なぜうまくいったのか」という振り返りが必要 です。
もしそれが、単に「運が良かった」というのなら再現性がなく、次の成功にはつながりません。うまくいった理由やそのプロセスをきちんと把握し、 再現性のあるものにすることが大切なのです。
小宮一慶
失敗しようが成功しようがログを残すよう心がけたい。
体験や事実を共有することが、誰かの役に立つのは間違いないと思う。
なんとなく出来たを減らして行きたい。
環境の変化を見極めながら、つねに新しいことに挑戦することが大切です。 挑戦は小さなことでいいのです。行ったことのない場所に出かける、久々に同窓会に出席するなど、億劫に思っていたことをやってみてください。それが行動力を高めますし、成長につながります。
小宮一慶
先日読んだ「チーズはどこへ消えた」を彷彿させる一説だ。
ただただ毎日「何もしない」のはとても楽チンで居心地が良いかもしれないけど、挑戦をしないと成長は止まってしまう。
楽チンで居心地が良いその場所は明日には無くなっているかもしれないという事を理解しておいたほうが良いだろう。
悪循環から抜け出すためには、外界に少しでも働きかけてみましょう。そうすれば、何かが起こります。それは相手からの笑顔や会釈といった小さなことかもしれません。
小宮一慶
何かが起きるの待っていてはだいたい何も起きない。
自分から行動しないと何も起こらない。
そろそろオフライン勉強会にも参加しないとな…。
人物力のある人は、 前向きに考えます。そして、それを行動に移します。頭は良くてもいわゆる口だけの「評論家」は行動に移しません。また、ネガティブ思考の人は、できない理由ばかり考えて行動しません。前向きで、行動力のある人は、総じて快活で明るいものです
小宮一慶
評論家ではなく人物力がある人間になりたい。
出来ない理由ばかり考えず、前向きに行動できるようになろう。
「でも」や「だけど」を極力減らしていこう。
「人として何が正しいか」を常日頃から考え、ふだんから自身の価値観に根差して判断を下す習慣を身につけてください。
小宮一慶
古典を読まないとな、最初に書いた「菜根譚」とか「孫氏の兵法」も読んで価値観の引き出しを増やしつつ、その中から自分にとって「これだー!!」の価値観を見つけよう。
優しい上司だと思われたいとしても、それは、優しさではなく、ただの「甘さ」です。 リーダーが持つ「甘さ」と「優しさ」は違います。
小宮一慶
自分はまだ上司という存在にはなった記憶が無いけど、この一説は大事にしておこうと思った。
優しいけれども、甘くはない人間になろう。どうやってなるかは今はわからんけども。
メモは、それをあとで見直し活用してこそ、価値があります。おすすめは、「一日一つでいいから、これだ!と思ったことをメモする」こと。 重点をメモして、ときどき見返す。そして頭のデータベースを活性化する のです。
小宮一慶
メモ代わりに、最近は日報としてしずかなインターネットに投稿している。平日どんな事を思っただとか、やっただとかを残すようにしている。
なぜ note ではなく、しずかなインターネットで投稿しているのかと言うと「いいね」がつかないからだ。「いいね」を気にしなくてよい投稿が出来るのが良い。
人の悪い面より人の良い面を見て、悪口よりも褒めることを習慣にしたいものです。また、嫉妬ではなく「上手に憧れる」というのも、成功するための習慣です。
小宮一慶
悪口は言わなくなったが、悪い面を直して欲しいみたいな欲求があったりするので、もっと他人を褒めて良い面を見出していく。
そのほうがより良い関係性を築けると思う。
最後に
というわけで、本がボリューミー過ぎて、読むのにも時間かかったし、ラインを引いたところが多すぎて、それを取捨選択するにも時間かかったし、書くのにも時間かかったけど、感想を書けたので達成感がある!
いろんなビジネス本を読む時間がないのであれば、この本を読めば良さそう。
そして読んでみた結果、それぞれの項目を深堀りしたいのであれば本の中でおすすめされている書籍を読んだりすれば良いかなと思った。
自分は Prime Reading で読んだけど、物理で買ってデスクの横に置いて、パラパラとめくるだけでも勉強になるかなーとも思う。
おしまい
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