長澤 健司/i:st広報

株式会社i:st コピーライター兼広報。元プロバスケットボール選手。2022年に現役を…

長澤 健司/i:st広報

株式会社i:st コピーライター兼広報。元プロバスケットボール選手。2022年に現役を引退後、ビジネスパソコン教室、コピーライター養成講座に通い、2023年2月 i:stに入社。 会社HP:https://www.iist.jp/ コピーライター/広報/元Bリーガー

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【自己紹介】バスケ選手からコピーライター兼広報へ

はじめまして、長澤健司と申します。私は現在、株式会社i:stでコピーライター兼広報として活動しています。前職は、2022年まで9年間プロバスケットボール選手をしていました。 初投稿ということで、まずは自己紹介をさせていただきます。 小学校〜大学まで1987年生まれ、千葉県出身。兄の影響で小3からバスケットボールを始める。小中高大とバスケットボールを続けるも全国大会には出場できず、いわゆる無名選手でした。 そんな僕が「プロバスケ選手になりたい」という一心で、大学3年時に就

    • クラシックコンサート コピー制作の話(2年分)

      10月4日(金)にサントリーホールで行われたNTTDATA様主催のクラシックコンサート「CONCERT OF CONCERTS Opus29」を鑑賞してきました。   i:stでは、コンサートツールのデザインとコピーを手がけさせていただきました。年1度の貴重な演奏会も今年で29回目、つまり29年目を迎えました。 弊社社長の西野は第3回目(26年前!)からこちらの演奏会におけるクリエイティブを担当していたそうです。それからずっと担当し続け、約16年前にi:stを立ち上げても継

      • 沈黙の中にある会話

        前回のブログの続きで、今回も言葉について書いていこうと思います。前回は、自分の考えを伝わる言葉にする「言語化力」の重要性について書きましたが、今回はその前段階、つまり自分の頭の中だけでおこなわれる会話(表に出ない部分)に焦点を当てて書いていきます。 言葉の幹と根は沈黙である戦後思想界の巨人、吉本隆明さんは著書『芸術言語論』で「言葉の幹と根は沈黙である」と語っています。この考えを知ったとき、僕は衝撃を受けました。僕たちが普段使う言葉は枝葉で、沈黙こそが言葉の幹だと吉本さんは言

        • 【言語化力】自分の考えを、伝わる言葉に翻訳する

          noteを始めて、早いもので10ヶ月が経とうとしています。始めたての頃は、自分の考えを言葉にすることは思っていたよりも難しいと感じましたし、書くのに時間もかかっていました。   ですが、今では頭の中が整理されていく感じや、書くたびに新しい発見があることが楽しみに感じられるようになりました。「ああ、これが自分の考えなんだ」と改めて気づくことも多いですし、言語化力を鍛えることにもつながっていると感じています。   今回は、この10ヶ月で感じた「書く」という行為の難しさと、その中に

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        【自己紹介】バスケ選手からコピーライター兼広報へ

          応援のちから

          パリオリンピックが幕を閉じましたね。 僕は自分がやっていたスポーツ(バスケ)の他には、にわかファンとしてルールも詳しく知らないままにいくつかの競技を観ました。   面白かったし、感動したし、嬉しかったし、悔しかった。オリンピックを観て感じたことは山ほどありますが、すべて書くと長くなってしまうので今回は「応援」というテーマに絞って感じたことを書いていきます。 「応援のおかげで勝てました」は本当かオリンピックをはじめスポーツ選手のインタビューでよく聞く言葉として「みなさんの応援

          相手目線で考えると、うまくいく

          今回は、バスケ選手からコピーライターへ転職した僕が、現役時代に感じた体験をもとに「相手目線で考えると、うまくいく」というテーマでブログを書いていこうと思います。 自分目線で「なんで試合に出られないのか」と嘆くのではなく、監督目線で「試合に出したいと思う選手はどういう選手か」を考えよう、といったような話です。 試合に出られないという不満バスケというスポーツにおいて、監督と選手の関係は非常に複雑で難しいものだと実感しています。なぜなら試合に出られるのは5人、ベンチに入れるのは

          相手目線で考えると、うまくいく

          人はそれぞれの環世界を生きている

          最近、友達のスマホでYouTubeを一緒に見ようとしたら、自分のYouTubeとは全く違う動画が並んでいて驚きました。当たり前といえば当たり前ですが、普段見ている動画が違うのでオススメされる動画も全く違うんですね。同じアプリのはずなのに、違う世界に飛び込んだような気持ちになりました。   今回は、そんなふとした出来事から考えたことについて書いていこうと思います。 わたしの世界、あなたの世界突然ですが、「環世界」という概念をご存知でしょうか。環世界とは、ドイツの生物学者ユクス

          人はそれぞれの環世界を生きている

          続けることで、変わっていく

          早いもので、1年のうち半分が過ぎようとしています。ということで、今年の抱負として掲げた漢字一文字「歩」について、現時点でどれくらい実践できているかなど、半年後の感想を書いていきたいと思います。   当時の記事はコチラ 「歩」に込めた想い記事を読むのが面倒な人のために、「歩」に込めた想いを箇条書きで紹介しておきます。 PCやスマホの情報だけに頼るのではなく、リアルな体験のために足を動かす 散歩をする、生活をする 将棋の「歩」のように、毎日コツコツやるべきことをやり続ける

          続けることで、変わっていく

          「伝える」より「伝わる」こと

          今回は、i:stが大事にしていることのひとつである【「伝える」より「伝わる」こと】について、僕なりの考えを書きたいと思います。   以下、弊社HPの社長挨拶文より抜粋します。 どうしたら伝えたいことが「伝わる」のか。日々奮闘しながら仕事に取り組んでいます。 「伝わる」は、相手が主体ここからは社長のメッセージを受けて、僕なりの考えを書いていきたいと思います。   まずは「伝える」と「伝わる」の違いについて。   「伝える」というのは、自分から相手に対して一方的に内容を伝達す

          「伝える」より「伝わる」こと

          視点を変えると、視点が変わる

          皆さんは、アイデアを考える時、集中したい時、普段どのように頭の切り替えをおこなっていますか? ここ数年でリモートワークが一気に普及しましたが、家だとなかなか集中できないという人も多いのではないでしょうか。そんなとき僕がオススメしたいのは、物理的な視点を変えることです。 例えば、椅子に座った状態から、立ち上がるだけで視線が変わりますよね。通常のデスクとは別に、スタンディングデスクが家の中にあると、たった数歩ですが移動して目に入る景色が変わる。カフェで仕事をする、公園に行

          視点を変えると、視点が変わる

          未経験者×経験者の化学反応

          早いもので2024年も4月が終わろうとしています。新しいことを始めた人、環境が変わった人も多いのではないでしょうか。i:stにも新卒が2名入社し、早速新しい風が吹いています。   そんな今日は「未経験者×経験者の化学反応」というテーマでnoteを書いてみます。 未経験者がやるべきこと新卒で社会に出る人はほとんどが未経験としての入社になると思います。僕自身もプロバスケ選手から転職し、1年ちょっと前にこの業界に全くの未経験者として入りました。 自分もそうだったし、今の新卒の2

          未経験者×経験者の化学反応

          「ハイチュウ<そのまんま味>」パッケージデザインを手がけました

          森永製菓様「ハイチュウ<そのまんま味>」のネーミング、パッケージデザインを弊社で手がけさせていただきました。3/18よりAmazon限定で発売されています。 また、今年の2月に英文をメインとしたロゴに変更になりました「ハイチュウ」のパッケージについても弊社で手がけさせていただいております。 余談ですが、僕が現役時代、外国人のチームメイトからもハイチュウシリーズは大人気でした!他のソフトキャンディをいくらすすめてみても、ハイチュウがナンバーワンだと常に言っていましたね。ちな

          「ハイチュウ<そのまんま味>」パッケージデザインを手がけました

          【もじ イメージ Graphic 展】デザインは身の周りにあふれている

          六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催されていた「もじ イメージ Graphic展」に行ってきました。その感想を書きます。※現在、展示は終了しています。 観に行こうと思ったきっかけきっかけは、社長のすすめでした。i:stはオフィスが赤坂にあり、展示が六本木ということで歩いて行ける距離です。実際に行ってみた社長が、文字とビジュアルで表現するタイポグラフィは私たちの仕事との関係も深いし、面白かったので是非行ってみてほしいとすすめられました。   オフィスの立地を決め

          【もじ イメージ Graphic 展】デザインは身の周りにあふれている

          【異業種に転職して1年】「とにかく始める」「準備が大切」どっちも大事だと思った話

          プロバスケ選手からコピーライターに転職して1年が経ちました。 引退した当時は、セカンドキャリアにありがちな「次にやりたいことがない」状態。詳しくは以前のnoteを読んでいただきたいのですが、この問題に対する僕なりの解決策は、「とにかくバスケ以外の仕事をやってみること」でした。   やってみないことには、その仕事が「好きかどうか」「得意かどうか」「どんな問題が起きるのか」などの実感がわきません。それまでの経験からある程度の予想はできると思いますが、想像と実感の間には常に大きな

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          【具麺Rich 新発売】クリエイティブで目指したこと

          キッコーマン食品様の「具麺Rich」のブランド名ネーミング、パッケージデザインを弊社で手がけさせていただきました。 麺にかけるだけで手早く簡単に麺メニューをつくることができる具入り麺つゆ「具麺」シリーズ。こちらの「具麺」シリーズのパッケージも、弊社でデザインを手がけさせていただいております。 「具麺」シリーズがパウチ1袋に1人前×2袋が入っているのに対し、今回新たに発売となりました「具麺 Rich」シリーズは、肉の旨味とたっぷり具材にこだわった1箱1人前入り。  僕も実

          【具麺Rich 新発売】クリエイティブで目指したこと

          つい半年前は面接される側だったのに、気づいたら面接する側になっていた話

          今回は、新卒採用の面接官を担当してみて感じたことを書きたいと思います。 2024年度の新卒の募集職種が「グラフィックデザイナー」に加えて「グラフィックデザイナー兼クリエイティブマネージャー」だったこともあり、社長、アートディレクターと共に面接官を担当しました。 僕が「コピーライター兼クリエイティブマネージャー」としてi:stに採用されたのが去年の2月。そこから約半年でチーフに昇格し、9月から始まった新卒採用の面接官として、応募してくれた学生の話を聞きました。 面接は、

          つい半年前は面接される側だったのに、気づいたら面接する側になっていた話