サッカーのある生活がはじまった。

記事の初公開日:2012年 03月 14日

首を長ーくして待っていたJリーグがはじまった。

Jのチームがない私の町。
だからほとんどの試合はTV観戦かTV録画でみることになる。
それでも、わくわくしてしまう。

数年前まで、サッカーと言えば、中村俊輔が海外リーグにいたので、欧州リーグを中心に見ていた。それと日本代表。、
俊輔がJリーグに帰ってからは、Jリーグを中心に見ている。
海外リーグも、興味があるものは見るが、日本人選手がいるからという理由で見ることはない。だからオランダやブンデスリーグはほとんど見ない。
日本代表も、以前ほど見なければという気持ちは起こらない。
TVでの大騒ぎがまるでお祭りを見ているようで、やっているサッカーに魅力を感じられないでいる。

何年前だったかな、たまたまサンフレッチェが降格圏で必死の戦いをしているのを見た。その必死さに惹かれて、ついに入れ替え戦をTVに食い入るように見た。
J2に降格したサンフレッチェの試合は、TVではあまり放映されない。
そして1年後、J1に帰ってきたサンフレッチェのサッカーの魅力に圧倒された。
ペトロビッチ監督のサッカーは、文句なく楽しかった。
そしてそこに佐藤寿人という魅力的なプレーヤーがいる。
ペトロビッチ監督は、残念ながらサンフレッチェを離れざるを得なくなったが、
佐藤寿人は、サンフレッチェにいる。
今シーズンも、私が一番に応援するチームは「サンフレッチェ広島」

残念ながら、サッカー選手として、人間として、その生きざまを見続けてきた中村俊輔はサンフレッチェの選手ではない。

中村俊輔は、デビューから見続けて10年以上、まったく飽かせることがない唯一無二の選手。
天才的な部分も、弱点も、すべてをひっくるめてこれほどドラマを見せてくれる選手は今後も出てこないと思う。それは、彼が、その立場立場においてパイオニア的な部分を多く持つからだ。
海外チームに所属しながら、日本代表を掛け持ちし、どんな大変な状況でも代表に合流するという生活を8年近くも続けてきた選手は、彼以外にいない。その経験やノウハウは少なからず今の海外組に伝達されていると思う。
心が折れてしまうようなダメージも1度ならず2度3度とあっている。
今後、ベテラン選手としてのお手本はキングカズがいるが、セカンドキャリアで新しいチャレンジを期待されていることも俊輔自身すでに心に描いているはずだ。その姿も、いやがおうにも人前に晒される運命にある。
その立場を受け入れ、自分は日本サッカーが成長していくための実験台になればいいと思っている(「察知力」より)という覚悟で生きている姿は、見続ける価値がある。
中村俊輔の生き様を見続けるためには、横浜Fマリノスを応援しなければいけない。
俊輔選手のマリノス愛につられて、彼の帰国後、マリノスのゲームを見続けていたら、どうも私の中でもマリノス愛が育ちつつある。
最近は、兵藤君の献身的な姿をいとおしく感じている。


もう1つ、今年は足をはこびそうなチームがある。
JFL所属のヴィファーレン長崎
今年がJ2昇格の正念場。
今年は、長崎市内でのホームゲームが多いようだ。
できるかぎりスタジアムに応援に行こうと思っている。
観戦仲間ができるとうれしい。


今年最初のスタジアム観戦は、3月24日のサガン鳥栖VS横浜Fマリノスの予定。
トリパラを持ってアウエー席に陣取る。
心強い俊輔サポ仲間も千葉から駆け付ける。

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