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サラリーマンが独立2年で売上8.7億に至った経緯

こんにちは
株式会社VIA代表の横田です。

noteをご覧いただきありがとうございます。
読者の多くの方は現役の経営者やこれから起業を志している方だとと思いますので初めに申し上げます。
私の起業は1Rのマンションから始まっていますし、カッコイイオフィスも数十の従業員を雇用しているような企業のカッコイイ起業ではありません。どちらかと言うとダサい起業だと思います。
ただ、2年間走ってきて思うのはダサい起業の強さです。
それでは決算をご覧ください。

2021年2月に無事2期目の決算を終えました。
結果としては、売上8.7億(前年度比480%成長)という予想を遥かに上回る好業績を残すことが出来ました。

以下参考までに弊社の決算の一部抜粋になります。

2期決算

様々な要因はありますが、
創業2期の会社が何故資金調達0でこちらの結果に至れたのかを備忘録としての役割含め記していきます。

<コア事業>
1.ライブ配信事業(売上の9割)
2.コンサルティング事業
3.犬服事業(初期投資200万程度)

<事業選定の特徴>
初期費用がかからず自分自身が有識者であるもの・もしくは有識者を巻き込めるもののみに絞りました。
基本的に有識者0の状態で、
"新規事業を立ち上げる=裸で戦地に赴く"
と同義です。

<収益構造>
基本的にフロー型(案件ベースでの受託)のモデルは積極的に受注せずにストック型(雪だるま式に売上が大きくなる者)のモデルを意識しました。
勿論フロー型(案件ベースでの受託)で目先のキャッシュを蓄えることは重要ですが、根本的に継続的に売上を積むためにはストック型から逃げないことが重要です。

<社員の行動>
基本的にミーティングは3ヶ月に一回程で、毎日の同様のタスクを任せることで無駄な思考時間や売上に直結しない作業の時間を徹底的に削りました。
私の会社員時代の教訓ですが、会社員の90%が余計なタスクに気を取られ売上を追うことから逃げていると思います。

<ビジネスモデル>
詳細は割愛しますが、FC(フランチャイズ)でライブ配信事務所大きくしてくださる皆さんがしっかり稼げるようなビジネスモデルになっております。
また初期費用は0の為、やる気がある方をどんどん味方として引き入れられたことが大きかったです。

<固定費>
築49年の事務所費用
弁護士報酬・税理士報酬
携帯代
インターネット代

<コストで他社と異なる点>
事務所が電気代等込みで月次20万円以内
楽天モバイル利用(1年間無料)
永続広告のみ強化(SEOや公式SNS)
採用は2名のみ(最低限のランニングコスト)
出退勤時間0(リモート)

<ここまでのまとめ>
簡単にここまでをまとめると、固定費をしっかりと抑えてカッコつけずにコツコツと実績を積んでいった。それに尽きます。

どうしても外部から多額の資金を調達し、カッコいいオフィスで仕事をするのが現代における仕事と思われがちですが企業の本質は、
"利益を追求しつつ、クライアントにも儲かっていただく"
これだけです。

そしてダサい起業を徹底することで、カッコつけに使う費用を周囲への投資に回すことが出来ます。
嘘みたいな本当の話ですが、それによって豊かになったメンバーが様々なビジネスチャンスを私に与えてくれ、その結果が今回の売上に繋がったと思います。

恐らくですが、どんな経営者も大きな成功を収めてから世の中に認知されるので一見派手に見えると思います。
しかし彼らにも恐らく上記のような期間はありました。

現代はSNSの普及で派手で羨望を煽るような情報が山積していますが、目の前の誘惑に負けず地に足つけて牙を磨きましょう。

その牙が自身を有識者に押し上げ、起業の時に大変な助けになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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