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#家に生ハムの原木がある生活

どこの家にもある生ハムの原木、かれこれ数ヶ月寝かしてあったので、一念発起して捌いていました。

ありのままの豚足

前のバイト先で生ハムは作っていたし、捌き方も習ってはいた。

が、それが家でやれるかは別。

黒ずんだ部分を切り取る作業に入る。

それっぽいビジュアルの生ハム

あ"ぁ"〜っ!えっちですねぇ!!!赤みが綺麗に熟成されていて、キッチンがイタリアンバルの匂いになってきました。換気扇仕事してくれ。

周りの汚れやカビを削ぎ落とし、脂身も落とし、赤い部分を露出させ、水平に切り…切り…難しいわ。

素人による生ハムカッティング

家で食べる生ハムはジューシーな分厚さに切り落としてそれをバクバクいけるところが美味しい。気がする。

旨味の凝縮体をちびちびとしがむ。あっこれ美味いわ。

美味い。美味いけど、これ全部はいらねえなぁ…と感じてしまう。

親指の熱でとろりと溶ける脂は甘く、何枚でも食べられ…ないですね。えぇ。

食べ放題の文字にときめかなくなってきた。

カルビ食べ放題とかそういうのがキツくなってくる。

バーガーキングの食べ放題企画的なやつに胸が躍らない。

一体どうしたというんだ自分よ。

足りないことを自覚しても、足りすぎることを自覚しても物足りなさを感じてしまう。

減らしているのに減っているように見えない生ハムの盛られた皿を見ながら、これを書いている。

今日は夕方から友達の壮行会。行ってきます。

ではまた。

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