「あの長押し!?」「どの長押し!?」の「どの」を増やしたい
どうやら大学では顔が広いらしく、昨日行ったご飯会で久しぶりに会った同期とその友達からそんなことを聞くことがあった。
はじめましての人なのに一方的に知られているということがどうにもむず痒い。
相手が一方的に自分のことを知っている経験は、逆の立場でしか経験がなかった。
例えばある食事会に行ったときに偶然お会いした人がすごい人で、「〜をされてる〜さんですよね??」みたいな話をすることしかなかった自分にとって、こんな経験は初めて。
「長押し(苗字)です〜」
「あぁ、あの長押し(苗字)くん?」
「どの???」
みたいなやりとりを何人もした。
授業で質問をしまくってる長押しくんだったり、去年ゼミ選択の事前調査をしていた長押しくんだったり、アレをやった長押しくんだとか、授業であのプロジェクトをやってる長押しくんだったりと、そういえばやってたなぁと思い出すことを昨日は色々聞いた。
思っているよりも自分は学部内では知られている人だったことに驚きつつ、じゃあどうしてイケイケでウェーイな分類じゃないのだろうかと考えさせられる帰り道。
思えば高校の頃からそんな感じではあった。面白そうなことをやっては頓挫し、「またなんか長押しがやってるわ〜」と笑われることが多かった。
大学に入ればその勢いは止まることなく、一瞬で始まって一瞬で終わった「コロナ禍で休校になってる中高生に向けて大学生が授業動画作ってそれを投稿するチャンネル作ろうぜ!」とか、「映像系の学部の学生と組んで企業のCM作るエージェントやろうぜ!」とか、「勉強したいからそれ系の情報が集まりまくるFacebookの超下位互換版のサーバー作るわ!」とか、思い出せば色々ある。
CMのエージェントについてはちょうど去年の今頃にとんでもない蒸発をされたからそれについてはバックれた学生が有名になるころに「契約書読まずにサインして不都合が出たら蒸発したクリエイターの話」を投稿して確実に迅速に社会的死をプレゼントします。はい。
絶対に許さない。
とまぁ、知られていることも知られていないことも含めて色々やってきた。
大体9割8分くらい失敗しているし、残りの2分も成功どころか続くかわかったものじゃない。
それでも、見てくれている人は見てくれているし、頑張っているときに集中している自分は話しかけるのに緊張するくらいの顔をしていたらしい。
どうしてだ。愛されボディ86kgのぽっちゃりマスコット系男子のはずなのに、どうしたことか怖い印象があるらしい。気をつけよう。
「あの長押し?」の「あの」が何かしらのやらかしを指しているわけではなかったことに安堵しつつ、これからも「どの?」を増やし続けていきたい。
とりあえず新しいことをやりたい。自分がフォロワーになることがなんとも歯痒い。
とか言いつつも今お邪魔しているインターン的なところの人は全員同じ土俵に乗せてもらってすいませんくらいすごい人しかいない。
とりあえずまだまだ頑張らないといけないことしかない。困ったことに、自分が寝てる間にも遠い背中は歩き続けているし、止まってくれない。
スタートの遅れた周回遅れは、その分スピードを上げないとちょっと追い越したくらいではその差が埋まらない。
目に見えて覚えられる印象的な努力をして、さらに見えてないところではめちゃくちゃ頑張らないとダメらしい。
やらないと。頑張らないと。そう思いながら、昨日引き当てたFGOのめっちゃ強いらしい子と一緒にこれまた周回遅れの1部のキャメロットの人理を修復しようとしている。
ちょっと世界救ってきます。
それでは。
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