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ほぼ三行日記:トランプ次期大統領の下で円高ドル安に向かうか

世界最大の消費大国である米国。消費者にとっては円安・ドル高の方が安く世界からモノを仕入れることができて都合が良いはず。

にもかかわらず、円安・ドル高に「次期」トランプ大統領が懸念を表明しているのは、これからの大統領選を考えた時にその方が都合が良いからだろう。

つまり、彼の支持基盤であるテキサス州の周辺にはドル安のメリットを享受できる原油・天然ガス輸出業者が多数存在し、ミシガン州には同じくドル安のメリットを享受できる自動車関連輸出業者が存在する。

原油・天然ガス、自動車関連の輸出業者にとってはドル安になればその売上高において大きな恩恵を享受できる。

今回の発言はこうしたトランプ氏の支持層を意識したものと捉えることができる。

そして、彼が大統領になればドル安はますます顕著に進むだろう。

日本人が円安で海外旅行に苦しむのもあとわずかかもしれない。

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