LeBron Jamesは通算40,000得点に到達できるか
※本記事の続編を2021年10月に出しました。ぜひこちらもご覧ください。
誰も気に留めないだろうが、日本時間2月24日時点でNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズがフィールドゴール成功数12,345本、フリースロー試投数10,000本に到達した。これらの記録はさておき、レブロン・ジェームズは果たして通算得点・アシスト・リバウンド・スティール・ブロックでどこまで記録を伸ばすことができるのだろうか。
かなり大胆な予想になるが、大きな怪我がない限り、あと4年で通算得点40,000点(歴代1位に浮上)・アシスト10,000本、リバウンド10,000本、スティール2,200本、ブロック1,000本 を十分に狙えると考えてている。その根拠について以下説明したい。が、まずは足下の数字を見てみよう。
通算記録(2020年2月24日時点)
・通算得点: 33,878(歴代3位。現役選手で彼より上はいない)
・アシスト: 9,229(歴代8位。現役選手で彼より上にいるのはクリスポールで9,554)
・リバウンド: 9,290(歴代50位)
・スティール:2,003(歴代13位。現役選手で彼より上にいるのはクリスポールで2,208)
・ブロック:945(歴代50位圏外)
今シーズン1試合平均スタッツ / キャリア平均(2020年2月24日時点)
・得点: 25.2 / 27.1
・アシスト: 10.7 / 7.4
・リバウンド: 7.7 / 7.4
・スティール: 1.2 / 1.
・ブロック: 0.5 / 0.8
すでに35歳と、通常のプレイヤーであればキャリア晩年を迎えると言ってもおかしくない年齢であるにもかかわらず、相変わらずハイレベルなスタッツを記録し続け、かつ目立った衰えを見せていないことについてはただすごいとしか言いようがない。
そこで、今後3年においては、さすがに衰えが出てくると想定し、今後3年間の1試合平均スタッツ、1シーズンあたり出場試合数を以下の通りと仮定してみた上で、通算得点がどこまで伸びるかを試算してみたい。
シーズン1試合平均スタッツ (今後4年間)
・得点: 22.0
・アシスト: 5.0
・リバウンド: 5.0
・スティール: 1.0
・ブロック: 0.3
・出場試合数: 65(82試合のうち、8割の試合に出場すると想定)
上述前提条件を踏まえた、4年後の通算得点予想は以下の表の通りである。
4年後と言えばレブロンも39歳。正直、40,000点到達はかなり厳しく、希望的観測を元に前提を置いていることは否めない。だが、各項目についてここまでオールラウンドにかつハイレベルな記録を持つ選手は現役プレイヤーのみならず、歴代プレイヤーにおいても彼以外にはいないのは紛れもない事実である。4年後、レブロンがどこまで記録を伸ばしているのか、非常に楽しみである。
なお、余談だが、通算ターンオーバーについても彼は現在歴代2位(1位はカールマローン)。名誉なことではないが、こちらについてもすぐに歴代1位になるだろう。