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雨の日の迷子:地域の絆が救った1年生の物語

この辺りは、学童の登下校見守りが盛んで、私もそのメンバーです。昨日は、1年生の女の子で迷子がでました。いつもの学校帰りで迷子なんてある?思うかもしれませんが、雨の中を1kmほど、家とは真逆の方向に歩いてました。

ナチュラルに道に迷う子、特に低学年は、実は結構います。本人も気付けば見たことない景色で、家の方向も分からなくなっています。

異変に気付いた周囲の子が、見守りのおじさんに相談してくれて、連絡が入った私は現場に急行。「家は、○○公園の近く」という言葉をヒントに、学校や保護者とも連絡を取りながら自宅まで送ってきました。

これ、友達や地域の人が居なかったら、小さな女の子が一人で行方不明となるところでした。考えたら、ぞっとしますよね。

都会だと特に、自分が何か疑われたり、トラブルに巻き込まれたりするリスクを考えると、知らない子には声を掛けずらいかもしれませんが、様子がおかしい子がいたら、勇気をだして声を掛けてほしいなと思います。

こども達も、「知らない大人」を一括りにしないで、いざという時には、周囲の大人に助けを求められる力も付けてほしいと感じました。

連絡を受けて小走りで現場に向かう途中も、「迷子の子がいる」「あっちで一年生がなんか困ってる」と、顔見知りの複数の小学生に言われました。こういう地域のネットワークは本当に心強いですね。

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