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d news agui物語.17 「2回目のクラファン・知らない方のために・・・」

前にも書かせてもらいましたが、d news aguiで「二度目のクラファン」をしています。一度目は0から1を作るワクワクすることですが、二度目ともなると、出来上がっているものを進化、改善するためのこと。1から2にすることは、0から1をうむことと違い「つづく」に関心を頂けないと、実現しません。そう思っていますので、これまでの活動や評価が問われます。

そういう意味でも、今回もクラウドファンディングを使いました。そして、今回も「オールオアナッシング」というコースで挑みます。これは「目標額に達しなかったらゼロ」(エントリーいただいた皆さんへは全額返金)というコースで、僕としては選挙みたいな感じで捉えたいので、1票でも足りなかったら「実行できない」というシビアさが個人的な性格にもあっています。

前回は目標額の1,500万円に対して2,200万もの支援を頂きました。これを生かしながら、実は1,000万を借入して、総費用3,000万円に補填して実現しました。
これは言わなくてもいい話かもしれませんが、最初から3,000万円くらいかかることは見積もりでわかっていましたが、少しでも「みなさんの支援の一票一票で実現したい」と思ったので、ゴールを1,500万円に設定。残りは自分で出す覚悟で臨みました。

https://readyfor.jp/projects/dnews_agui_2023

二度目は「改善」です。15話でも書きました通り、お年寄りやお子様、車椅子を使われていらっしゃる方などのことや、よりダイナミックに展開したいことを考えてのこと。なので、今度は目標額に達しなかったら「実行しない」と、決めています。約1年活動し、おそらく町の皆さんには「なかなか頑張っている」「よくわからない・・・」などなど、評価はあると思います。その評価をもとに「改善したいこと」を伝えるわけですから、ちゃんと評価されていたら、みなさんの支援もいただけると考えています。なので、逆であった場合は、今のまま、もっともっと一生懸命頑張ろうと思います。

店内の土足スペース(手前)と靴脱ぎスペース(奥)を一体化して、全てを靴のままで利用してもらえる工事をします。靴を脱いで家のようにくつろぎながらお買い物してもらいたいと思って作った床ですが、特にお年寄りの方々が靴を脱ぐことが大変であることを1年間の運営で目の当たりにしました。


町の風景を残したいと思う気持ちから、なるべく店舗外観はそのままにしました。その様子に「店が開いているのか、閉まっているのかわからない」「入りにくい」とのご意見をたくさん頂き、営業時にはシャッターを開け、光を取り入れながら風も防ぐ新しい風除室を作ります。
新しく作る風除室の様子。床の大規模な改善により、現在ある道路面と店舗との約30センチの段差も解消し、車椅子などでもスムーズに入れるフラットな床も実現したいと思います。(実はこのプランは最初にあったものでしたが、立ち上げに相当な予算が他にかかり、断念したものです)
町の風景を少しでも残したいとメッセージしてきたことで、取り壊す予定の建物を譲って頂きました。それを店舗前面の空き地に移築し、薪小屋と一坪ギャラリーにしたいと考えています。
譲り受けた小屋(屋外トイレの上物)。屋根は隣町の高浜市産の「塩焼瓦」
高浜市瓦組合の協力も頂き、瓦職人にしっかり施工していただく計画。


さて、今回はタイトルにも書きました通り、今、前回支援くださった皆さん一人一人にダイレクトメールなどをお送りしています。
もしかしたら人によっては「フォローしたら、お金のお願いばかり・・・・」と、思われてしまっている方もいるかもしれません。
しかし、一方ではクラファン終了後に「えぇ、知らせてよ!! 知らなかった。応援したかったのに」と、前回、たくさんの皆さんに言ってもらいました。
そうなのです。「知られていないことを思い、しつこいかもしれない申し訳なさを乗り越えよう」ということです。
しつこい!!と言われたら素直に平にお詫びする。でも、知ってもらわないと一票に繋がらない。そこの「恐る恐る」は、毎度のことですが、お願いがあるのですから、正面からぶつかって行こうと思います。

d news aguiをよりよく改善するために、ぜひ、みなさんの「個人地域文化予算」(個人のお小遣いの中にもこんな予算枠がある人生っていいですよね)から、一票、応援いただけたらと願っています。

https://readyfor.jp/projects/dnews_agui_2023

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ロングセラー「ナガオカケンメイの考え」の続編として、未だ、怒り続けているデザイナー、ナガオカケンメイの日記です。

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