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d&departmentは、travel departmentへ(下書き)

ネットストアの時代が益々加速すると、私たちはどんどん自分の場所に「モノ」を引き寄せます。翌日届く、新鮮な旬なまま届く、無料で届く、詰め合わせで届く・・・・・・。もう、路面店など、いらないくらいに、どんどん「モノ」は人に向かってエネルギーを使い、移動し寄って行く。

そんな時代に「路面店」のスタイルが好きな私たち「D&DEPARTMENT PROJECT」は、やっぱり「モノ」に人が寄って行く、訪ねて行く、季節を体いっぱいに浴びて「モノ」の故郷を訪ねて行く。そんな「店」でありたいと考えています。

「モノ」には私たち「人」と同じように「故郷」がある。その土地にしかない空気、地形、文化、食、風土、人間性、表現、季節、景色・・・・・。「モノ」は私たちが故郷を想い、懐かしむように、「故郷」がある。だから、それを感じない「買い物」は、とても勿体無いし、長くその「モノ」を使っていこうと思うならば、どうやって生まれ育ったのかも、知った方がいいと思うのです。

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「モノ」を情報で知り、取り寄せるのではなく、「モノ」の故郷を訪ねて手に入れる。少し前からですが、そんな買い物のスタイルを私たちは「もののまわり」という名前ではじめています。「モノ」も大切ですが、その「まわり」も大切。
長く使っていくためには、どちらかというと「モノ」の「まわり」の方が重要に思うからです。

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そして、これからの私たちは、様々な暮らし方、働き方の自由度が増していく時代において、「路面店」も未来を考えないといけないと、ネットストアの様子を見ながら、強く思い、長く続けてきた「d design travel」という「その土地らしさ」をテーマとしたトラベルガイドと店を合体させることにしました。

名付けて「travel department」

社名を変えるかはさておき、私たちは大好きな「路面店」をただの一つの「店」ではなく、もっともっと「その土地に来てもらうための場所」になりたい、と、トラベル誌づくりの経験から、思い、またそれが他の店には真似のできない私たちの強みにもなる、と、考えました。つまり「もののまわり」を紹介するストアになります。


さて、宣言はしたものの、何から変えていこうか、これから計画し、実行していくわけですが、実は、改まっていう前から、私たちは少しづつ、「travel department」になっていると、感じています。それをもっと意識を持ってゆっくり加速していこうと、思います。

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d design travelのような場所を目指し、その土地から生まれた「モノ」の「まわり」にある素晴らしい全てを紹介し、通ってもらう場所へ。
その土地の魅力を感じてもらいながら、味わいながら、買い物をする店。

D&DEPARTMENTは、TRAVEL DEPARTMENTへ
名前を変えるかは、さておき・・・・・。
取り寄せて買う時代だからこそ、

「訪ねて買う」も進化してほしいという願いをこめて。

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